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510ブルーバードをモダナイズ!がっつり車高短3台【クロスファイブ】

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アメリカンなカスタムを目指して
スポーツモデルもエアサスで車高短

12月10〜11日にポートメッセなごやで開催された「クロスファイブ」。アメリカンカスタムカーの祭典なのだが、多くの国産モデルもエントリー。もちろん、国産車といえどもアメリカで販売されていたモデルが存在しないとこのイベントには参加できない。
ここで紹介する日産510系ブルーバードSSS(ダットサン)、ホンダNSX(アキュラ)、トヨタ86(サイオンFR-S)も、アメリカで販売されていた(されている)クルマなのだ。

S14シルビアのエンジンとミッション搭載
スパルタンな内装の510ブルーバード

ヒストリックカーファンでなくても、思わず目が止まってしまう素晴らしいコンディションの日産510系ブルーバード。しかも、2ドアというのがニクイ!
オーバーフェンダーにペッタリと落とした車高で、イイ感じにタイヤ&ホイールにフェンダーが被っている。車高はエアサスで制御しているそうだ。

そしてもう一つの見どころがエンジンルーム。日産シルビアに搭載していた2リットル直4のSR20型エンジンを搭載。トラストのT04タービンでパワーアップしている。ミッションもS14型シルビアの5速MTに換装している。

インパネまわりは、ほとんどオリジナルの雰囲気は残っていない。だが、1970年代のツーリングカーレースのマシンのような作り。小さなバケットシートやオートゲージのタコメーターをメインにビルトインしたアルミ製のメーターパネルはスパルタンだ。

デフはスバル・インプレッサ用を流用しているそうだ。
外観はレトロなカフェレーサーだが、中身をモダナイズした1台だ。

NSXをNOS投入でパワーアップ!
さり気なくオリジナルリップ装着

ユニバーサルエアーのエアサスでスタンス状態のホンダNSX。一瞬、純ベタかと思ったが、フロントリップやリヤのアンダーパネルはオリジナル。
ドレスアップ志向のクルマのようだが、さり気なくフロントのボンネット下に光るNOSのタンク。コーヨーのラジエータを装着するなど走り系のパーツが投入されている。

エンジンルームには、NOSをエンジンへと導くホース類が配置されている。一般的にNOSを使うと+100psと言われているので、ピークパワー400ps近く発揮しているはずだ。

 

片側6cm出幅のオーバーフェンダー
スペーサーなしでツライチを実現する86!

ラリーバッカーのリベット止めオーバーフェンダーを装着するトヨタ86。片側の出幅は6cmと強烈だ。
フロントバンパーは、エアリアルのオリジナル。
足まわりはエアサスを採用し、車高をダウン。注目はワーク製ホイール『グノーシス』だ。
フロントは10J×19、リヤは11J×19。スペーサーを使わずにツライチにするため、超深リムなインセット・マイナス29mmをチョイスする。

これ以上のマイナスインセットは、ワークに存在しないそうだ。

(撮影:清水良太郎)

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