乗り出してすでに8年半を経過しているA4アバント。コンセプトはアウディのようでアウディではないスタイルだ。そのためにフロントとリアの自作エアロはどちらも3回のイメチェンを施した。ホイールだって3セット目だ。
「最初の頃はパーツ単体でしか見ていませんでした。それがクルマにセットして全体のバランスも考えるようになった。今ではクルマが実際の風景に溶け込んでいるかまで確認しますね」。だからよく写真を撮る。画像をジックリ眺めて判断していくためだ。いくらクルマ単体ではカッコ良くても、街並みで映えなければ意味がない。それが前峠サンがやっといき着いたチェック法。
クルマいじりという週末の楽しみがあるからこそ月曜日から張り切って仕事に望める。スタイルアップは前峠サンの活力源。だからスタコンの順位のためにA4をイジったわけではない。とはいえ自分のセンスが認められたことは、今までの努力が間違ってない証明、嬉しくないはずがない。