「誰かの真似はしたくない。自分だけのクルマを作りたい」
外装を仕上げた後、昨年10月から作り始めたというインテリア。プロショップが多い関西在住の彼女が、なぜ遠く離れた東京のエルティードに製作をお願いしたのだろうか。
「MAYUMIサンが現役オーナー時代に乗っていた20セルシオが好きで、シャネル風の内装に憧れていました。女性同士なので、価値観が合いそうなのも決め手でした」。
スパルタンな外装に対し、車内は女子力に満ちた色使い。オーナーが好きなアパレルブランド、Rady(レディ)の世界観を表現した。レザーにエアブラシを描くという斬新な芸当も採用し、自分だけの居心地の良い室内空間を手に入れた。
「打ち合わせしている時間はとても楽しかったです。ショップ選びを妥協しなくて良かったと思います」。
東京オートサロンで優秀賞に選ばれた時は、MAYUMIサンが涙を流して喜んでくれた。一方、梨恵サン自身も、「今年も30系で頑張っていこう」というやる気が芽生えた。
<レポート:VIP STYLE編集部>
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