「気に入っている仕様を変えてまで
イベントで目立とうとは思わない」
これまで何度もリメイクを重ねているが、自分が満足している部分は例え誰がどう言おうとも絶対変えない。それもオーナーのポリシー。
「イベントで勝つには、以前の印象を大幅に変えないといけないという先入観を持つ人も多いと思う。でも僕は、気に入っている仕様を変えてまで目立とうとは思わないです」。
例えばボディカラー。渋さを生み出し、ラインをクッキリと浮かび上がらせる6コートのオリジナルシルバーは、5年前に塗ってから変えていない。フェンダーも納得が行くカタチに仕上がったので、それ以上は求めない。また誰もが触りたくなるボンネットやドアノブ、ドアミラーなどはあえて手を加えず、純正の良さを残すことも密かなこだわり。
「自分のクルマの良い所はそのまま生かし、しばらく乗ってみて気付いた部分だけを変える。これからもそのスタンスで行くつもりです」。
やみくもに仕様変更しない、すなわち好きなスタイルを貫き通しているから飽きが来ずに長く乗れる。
「この王道スタイルは、廃れることはないと思う。キレイさを保ちながら、ずっと乗り続けたいです」。
<レポート:VIP STYLE編集部>
<関連記事>
VIP STYLE 歴代表紙