「高級感を崩さずに、度肝を抜かせる仕様を作りたい」
内装はステータス性の高い左ハンドルという点だけで十分目立つが、トータルで見せられるクルマを目指して徹底的に張り替え。渋くまとめた外装とは違い、白×赤の2色で華やかにキメてギャップを付けた。汚れが目立つという理由で敬遠されがちな白をあえてメインに据え、清潔感を前面に押し出したのがウリ。
「暗めの色なら手入れも楽ですが、白は常にキレイにしておけば鮮度を長期間保てるのが強みだと思う」。
そして稀少なベース車をアピールするべく、シートやマットなどにインフィニのロゴを追加。ブランド力の高さで内装の格を一層上げた。
今回短期間で実践したフルリメイクは周囲からの反響も上々で、
「イベントが終わった後に、SNSで『51フーガ仕様とは気付きませんでした』という書き込みもあり、苦労して作った甲斐がありました」。
とは言え、急ピッチで製作したこともあり、今後は細部のチリを合わせて完成度を高めるのが目標だ。
「まだまだツメが甘い。80%の満足度を、100%にしたいですね」。
<レポート:VIP STYLE編集部>