“履けるもんなら履いてみな!
と言わんばかりのインパクト
“ヤバキングMESH”というそのネーミングからしてヤバいが、ホイールが放つ強烈な個性はまさにこれまで体験したことがないほどヤバい。
そもそも組み立て式(2ピースタイプや3ピースタイプ)ホイールの楽しみは、インセットの数値次第でさまざまな表情を創り出すことができるという点だ。
ワンピースタイプのホイールには決して真似のできないリムとディスクの絶妙な関係性は、足もとのメイクにおけるアドバンテージになり得る。
リムよりもディスクが突出する組み合わせ、ディスクオーバーと称されるセッティングは、「これをどうやって履くの?」と思う人もいるかもしれない。しかし、そんなヤバさを逆手に取って履きこなすことができれば、他とは明らかに違うインパクトを演出することができるに違いない。
ディスクは、縦断面をぶ厚く取ったメッシュですり鉢状のコンケーブだが、リムが下がることでコンベックススタイルとなる。
リムを頂点にセンターを深く落とし込んだコンケーブホイール全盛の今だからこそ、こんな逆転のスタイルが新鮮となる。
口径は18〜19インチのみだが、リム幅は11.5Jまで設定。さらにインセットは1センチ単位でオーダー可能な上に、ディスクもリムも、ピアスボルトも多くのカラーを用意するカスタマイズの自由度も魅力となる。まさに「履けるもんなら履いてみな!」という企画者の挑発ともとれる仕掛け。ぜひとも自分のものにしてほしいものだ。
18インチの場合は、リムの深さが45㎜未満の場合にディスクオーバーとなる。19インチではディスクオーバーにはならないので注意。超深リム仕様で組んだとき、11.5Jで最大194mmという深度は未体験ゾーンといっていい
ツライチで合わせてリムを主張するか、ツラウチでディスクに合わせるか。履きこなし方はさまざま。工夫を凝らしたセッティングを見てみたい。オリジナルの326ボルトとキャップ。カラーは8種類、サイズはSMLの3種類を用意。窪んだディスクの中央にキメればさらなるインパクトを放つ
326パワー TEL.082-426-3260 www.yabaking-326power.com