控えめなパーツでもその効果は120%
J UNIT MAZDA ATENZA
Jユニット マツダ・アテンザ
Jユニットのブランド「グロリア」シリーズにアテンザセダン用がリリースされた。
コンセプトは、各々のクルマが持っている魅力を最大限に引き出すのこと。だからエアロがフルバンパーかハーフかは、「そのクルマに似合うか」で決められる。アテンザに関しては、小振りなリップタイプを採用されている。
最近のマツダ車はデザイン性が高く、純正バンパーのディテールも凝っている。
「面の構成がキレイでオシャレ。その造形を生かすために、今回は控えめなリップタイプを作りました」とJユニットの三谷サンはいう。
また、アテンザが持つスポーティなイメージを際立たせるためにも、走りのテイストを演出できるリップが相応しかった。
そして今回は開発する際に、SNSを通じてアテンザユーザーへ積極的にリサーチ。
やはり現時点では、フルバンパーより小さなスポイラーを求む声が多かった。
そのニーズを反映して作られたフロントアンダーリップは、疾走感漂う吊り下げタイプ。見る角度によっては張り出しているように思えるが、前への出幅は約1〜2cm。下方向も約1.5cmに抑えた。
ガーニッシュはアールを駆使した立体的な造形がポイントで、装着するだけで社外バンパーのように見せられる。さらに顔つきがより一層シャープになる、マークレスグリルフィンも付ければ非の打ちどころはなし。
並々ならぬ迫力と存在感を醸し出す
一方リアは、純正バンパーのボトムに被せるガーニッシュタイプ。凹凸を巧みに操って立体感を演出。そしてダックテール形状のウイング、少々角度を付けたルーフウイングと、リア周りをアグレッシブに仕立てるアイテムが充実している。
とどめはボディをさらに大きく見せる、フロント&リアフェンダーの存在。
純正交換タイプのフロントは、バンパーの両端に付けるパネルを初採用。またリアバンパーの両脇に貼り付けるリアフェンダーパネルは、ダクト風に見える落とし込みが特徴。これらのパーツを開発する際に重きを置いたことは、縦のラインを増やすことだった。
「アテンザは横から見ると長く、真正面・真後ろから見ると幅広く見えるデザイン。でも車高を落とすと、平べったさが強調されてしまう。そこでフェンダーで縦のラインを加え、横だけでなく縦にも大きく見えるスタイリングに仕上げました」とのこと。
影が付くと縦のラインの存在感がさらに際立ち、ボディがよりグラマラスに見えるから面白い。斬新な意匠をふんだんに詰め込んだこのアテンザの登場で、セダン界がさらに盛り上がることは間違いない。
下にフィンを追加したリアロアガーニッシュ。リアウイングはマークレス化も楽しめる仕様。小振りながら躍動感を高めるルーフウイングも設定している。リアフェンダーパネルは後付け感が出ないように、限界まで薄く作られている。両面テープで装着が可能
Jユニット TEL072-924-0262 http://www.j-unit.biz/
フロントアンダーリップ | 6万2640円(FRP) |
フロントアンダーリップ | 9万5040円(カーボン) |
サイドステップ | 7万3440円 |
リアロアガーニッシュ | 5万9400円 |
ルーフウイング | 3万7800円 |
リアウイング | 4万6440円 |
マフラーカッター(左右セット・114φ) | 5万2920円 |
フロントフェンダー | 13万8240円 |
リアフェンダーパネル | 7万3440円 |
ゼルト DRLガーニッシュキット | 6万3720円 |
マークレスグリルフィン | 5万1840円(FRP) |
マークレスグリルフィン | 6万8040円(カーボン) |