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さらりと乗れるオトナなレンジローバー

イヴォーグを大胆エアロと大径ホイールで
メイクする「オーバーフィンチ」

“OVERFINCH” which makes RANGE ROVER EVOQUE with bold Aerosmith and a large diameter wheel

英国のレンジローバー専門チューナー「オーバーフィンチ」は、レンジローバーがBMWエンジンを搭載する以前からチューニングやカスタムを手掛けていた、いわば老舗処である。よく知った素材に、今風のアレンジを加えてスポーティさを引き出している。
大阪のプロショップ「エスアンドカンパニー」が「オーバーフィンチ」で手がけたイヴォーグを注目したい。

レンジローバーがaf impの誌面を彩るスタイルアップのベースとして認識されたのは、イヴォークからである。その後、スポーツ、そしてヴォーグがモダンにモデルチェンジしたことによって、チューナーたちがこぞって触手を伸ばしてきている。

ボトムまわりは、開口部を大胆にあしらった造形としている。インナー部にはカーボンを効果的に組み合わせることで、機械的なイメージをプラスしている。

ボディカラーとグロスブラックで塗り分けているが、前後のバンパーともにフルカーボン製。両サイドにはLEDディライトがビルトインされている。強い造型だが、レンジスポーツにはよく似合う

インテーク、グリル、そしてリアディフューザーにもカーボン製のパーツがあしらわれている。どれも造型の精度は高く、高級SUVのクオリティに則してる。細部のデザインも見事なものだ

デイライトを擁するインテークや、ディフューザーにビルトインしたマフラーカッターといった複雑なディテールを織り込んでいくことで、大柄なボディを間延びさせない仕立てを実現。このあたりに「オーバーフィンチ」のデザイン性の高さを感じさせる。

足元には複雑な造形の23インチホイール、キセノンを投入。動きのあるデザインが大柄なボディとの相性がいい。

変形ダブルスポークというべきか、大胆な造型のホイール、キセノンは23インチという大径ぶり。足もとがグッとゴージャスになる一本といえる

21インチモデルもラインアップしているが、ストリートと割り切れば、このサイズ感こそが正解といえるかもしれない。
集まる視線を気に止めず、気負わずにさらりと乗ることができれば、オトナなレンジ乗りとなれるだろう。街に似合うSUVとして、オーバーフィンチを着こなし、乗りこなす。そんなスタイルを思い描きたい。

エスアンドカンパニー TEL06-6992-0003 www.s-company.jp

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