映画製作当時の美術監督が
完全監修して復活した「箱絵」
観音扉のペイントも美しく再現されているが、これも単に資料を元に描いたのではなく、当時の東映美術監督であり実際に一番星号の箱絵を原作した、桑名忠之先生の立ち会いのもとで作業は進められた。
描き手は、丁寧かつ確実な仕事ぶりで知られる、福島県の「ネモト功芸社」。桑名先生は映画『トラック野郎』の10作すべてを担当したという、言わば一番星号の生みの親的存在。
そんな偉人たちの強力なタッグにより生まれ変わった、トラック野郎たちの永遠のヒーローである一番星号。最終作「故郷特急便」が公開されてから約37年間という時空を超えて、その当時のスタイルに見事再現された一番星号が、大阪でのビッグイベント「大阪オートメッセ」にその姿を現すことと相成った。
「トラック魂ブース」ではナイトシーンも披露する予定。実際に銀幕を駆け抜けた伝説の車輛が今、ステージを変えて再びデコトラ旋風を巻き起こす……。
(レポート:トラック魂編集部)
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