アルティスの「メタル塗装×彫刻」製作現場を密着取材
東京オートサロン2016で堂々のデビューを果たした、クールジャパン×アルティスのGT-R。ピカピカのゴールドボディは、特殊メタル塗装と手彫りという職人技によって作られていた。
今、ネットで話題となっている、クールジャパン×アルティスのゴールドメッキの日産R35GT-R。
東京オートサロン2016で衝撃のデビューを飾り、日本国内だけでなく、世界各国からも注目を浴びているこの車両。そのボディは黄金色でピカピカで、それはそれは衝撃的だが、ボディサイドからトランクにかけて入っている彫刻(エングレービング)もかなりスゴイ。
これは塗装のスペシャリスト、アルティスでしか施工できないという特殊なメタル塗装×彫刻を駆使し、製作されている。その製作手順を特別に密着取材できたので、紹介しよう。
今回は車両ではなく、パネルに施工する工程を紹介する。まずは塗装の下地となる、サフェーサーを吹く。そこに下書きをペンなどで描く
そのサフェーサーを下書きに添って、電動の彫刻刀で彫っていく。彫刻刀の刃はさまざまなので、彫るデザインによって刃先を交換する
この工程でGT-Rのボディサイドからトランクにかけて、手彫りでコツコツと仕上げられていったのだ。スゴ腕の職人たちが数人がかりで実に2週間以上もの時をかけてこの彫刻を完成させてのだとか。
まさに、世界に一台のスペシャルな仕様なのだ。この車両は2月12~14日に大阪市インテックス大阪で開催される「大阪オートメッセ2016」でも出展予定。この衝撃をぜひともナマで体感すべし!
【kuhl R35GT-R画像ギャラリー】
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クールジャパン TEL052-693-9893 http://ruf-gt.co.jp/
(レポート:ワゴニスト編集部・前川)
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