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大阪オートメッセ「ワゴン/セダン/Kカー」ドレスアップを極めた6台

「オートメッセウェブ(Auto Messe Web)」ブースに
ワゴニスト/VIPスタイル/Kスタイル読者の愛車が集結

今年は記念すべき20周年となる「大阪オートメッセ2016」は、大阪市のインテックス大阪で2月12〜14日に開催。昨年12月24日にオープンした「オートメッセウェブ」は、ワゴニスト/VIPスタイル/Kスタイルという強豪ドレスアップ誌とコラボレーションしてブースを出展します。そこで展示する6台のオーナーカーを紹介します。なお、大阪オートメッセ展示に向けてリメイクをしている車両もあるというので、期待してほしいとのことです。

【ワゴニスト】

ODYSSEY/オデッセイ・西村 優サン

  地を這うような低車高に、滑らかながらもワイドなフェンダー。美しさと緊張感がヒシヒシと伝わってくる西村オデッセイ。「自分にしかできないカタチ、バランスを創りたい」というコンセプトのもと、フェンダーはスポーティになりすぎず、少しナチュラル寄りな造形に。
光の具合で色味が変わるボディカラーはゴールドのケーニッヒとの相性に配慮して。SSRのリムを組み合わせてイチから創ったこだわりのホイールは、ユーロチューナーなケーニッヒ。マフラーはヤンチャな6本出し、と様々なジャンルの要素を取り入れながらも、それらのすべてにつじつまが合っている。これが西村オデッセイから放たれる、異質なオーラの秘密なのだろう。

 

ESTIMA/エスティマ・黒川 智サン

ボディカラーはオリジナルのイエローゴールド。BMW M3純正色をベースに、より明るく調合したという黒川エスティマ。のっぺり感をなくすため、部分によってマットブラックとガンメタを使い分けているのもポイントだ。
デイライトは定番の直線ではなく、エッジの効いたくの字に。スピンドルと印象と対比させることで、自分らしさを演出している。
またワークス風のデザインが印象的なフェンダーは、あえて見える位置ではなく、フェンダー裏側でリベット留めするというツウなあしらい。フロント約50mm、リヤ約80mmワイドで出すぎず控えめすぎないサイズ感で、ツラツラな足まわりセッティングを実現している。

(レポート:ワゴニスト編集部)

【VIPスタイル】

16ARISTO/アリスト・藺草 卓哉サン

スーパーカー仕様で名を馳せる、近藤連合の若きエース。愛車16系は全体的にフェラーリを意識したもの

だまだ記憶に新しい、2015年9月号のカバーカー。近藤イズムをギンギンに感じさせるスポーティなボディメイクは、まさにスーパーカー的。特にF12ベルリネッタを意識したブリスターフェンダーは、末次ボディによる神業的メイクの賜物だ。

藺草アリストの最大の見せ場でもある。他にもクーペルックを演出するサイドルーバー、エルティードによるフル張り替えの内装など見所は超豊富。滴るようなキャンディレッドの美カラーも必見である。

31CELSIOR/セルシオ・小野寺 潤サン

栃木県のショップ・ジャスティスの代表。暮れの大一番・DSU杯東西王座決勝で、見事チャンピオンに輝く

表紙を飾ったのは2012年の9月号。そこから仕様を少しずつ変更してきたが、今年はわずか4カ月の間にフル変更。それ以前もイベントで成績を残していたのにもかかわらず、ブリスターフェンダー、インテリア、トランクオーディオ、ボディカラー、ヘッドライトなどなど、完成の域に達していたものをすべてリメイクした。

そして11月のDSU杯東西王座決勝にて、見事チャンピオンの座をゲットした。勝利だけを目指してやりきった姿に、刮目(かつもく)すべし。

(レポート:VIPスタイル編集部)

【Kスタイル】

WAGON R/ワゴンR・松村直紀サン

じつは2012年6月号のカバーカーを飾った松村さんのワゴンRは翌年早々、不慮の事故で廃車になってしまった。ところが、その姿を不憫に思った制作ショップの社長が、たまたま同じ型式だった奥様のワゴンRを彼に譲り渡したのを機に、意を決してリメイクを開始したのである。
そして2015年10月25日、軽自動車ドレスアップの祭典「キングオブKカー」で復活。見事アワードを手にしたという、何ともドラマチックなストーリーを持つ。
注目のポイントは、ユーロテイストに高級感を加えた外観。「やり方によっては失敗しかねない」シルバーをあえてボディカラーとして選び、彼が目指したスパルタンな雰囲気を獲得。
無傷だった室内は、事故で失った前の愛車から今のクルマにごっそり受け継いだ。純白約9割、青1割の配色はもちろん、張り替え時に採用したステッチパターンは今なお斬新だ。

ZEST SPORTS/ゼスト スポーツ・小林愛サン

「オートメッセweb」ブースで紅一点となる、小林愛サン(山梨県)のゼストスポーツ。彼女は人と同じが大嫌い。選んだベース車からして既にそれは伺えるのだが、ドレスアップでそれが顕著に表れている箇所といえば、ずばりフェンダーラインとオーディオだろう。
そのフェンダーだが、彼女のように加工しているクルマは全国にもいるが、この出し方が何とも個性的。高い位置から丸く膨らませ、バンパーの裾にかけて大胆に絞り込む。タイヤの太さを強調すると同時に、四角いゼストを丸く見せるこの意匠は「VWゴルフのフェンダーを意識した」もの。
オリジナルのソリッドボディとの相性もよく、コンセプトとなる「とぅるんとぅるんのメタボボディ」を体現。いっぽうのオーディオは2列目シートを潔く取っ払い、ファイバーワークで有機的な造形。ユニット類はキッカーで統一している。

(レポート:Kスタイル編集部)

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