見た目は普通のレコードホルダー
日本最速! クルマ好きにとって「夢」の称号をもつクルマが6A号館に展示されている。TMワークスの日産R35GT-Rだ。
見た目はノーマル然としたマシンだが、0-400m加速で9秒478のR35GT-Rのゼロヨン最速記録を保持している。 現在はGT1000タービンを積み、950psを発揮。ドライバーがマニュアルで操作するNOSシステムを作動させれば1100psに達するという。
しかもこのタイムレコード、一部ハーフウエット路面で出したというから驚きだ。このパワーを受け止めるため、ギヤは平歯に変更されている。
ヘリカルギヤは斜めに歯が付けられているためどうしても前後の動きが出てしまう。これがミッションを壊す原因になるというのが平歯へと変更した理由だ。
メッセ終了後にはさらにチューニングされ9秒フラットを目指す
このR35GT-Rの凄いところはさらなるタイムアップを狙っているところだ。すでに発注済みというHKSのGT1000plusタービンへと積み替え、トランスミッションのコンピュータをよりピックアップが良くなる2015年仕様へと変更する予定。
これが完成すればNOSなしで1100psに達するという。さらにビッグタービン化により低速のトルクが抑えられることで、現在発生している1速のホイールスピンが減少し、タイムアップに繋がる、という目論みだ。
目標タイムは9秒フラット。2月中のアタック予定ということなので、情報に注目して待ってほしい。
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