年内リリースを狙って開発中の4.2Lキット
イエローのボディカラーでひときわ目立つJUNオートメカニックの日産R35GT-R。JUN R35 420GT-Rと名付けられたこのクルマの注目はエンジン内部にある。
アルミライナーを使用した4.2Lキットが搭載されているのだ。ノーマルのGT-Rが搭載するVR38エンジンは3.8Lの排気量、400ccのアップとなる。
JUNオートメカニックはすでに4Lキットをリリースしている。今回の4.2Lキットは、同じクランクのためストロークではなくボア径によってさらなる排気量アップを行った。
現在のところ約1000psを発生し、トルクは126kg-mオーバー、それに合わせてトランスミッションはDadson、Promaxのクラッチキットが組み合わされている。
既にサーキットテストなども行っているがトラブルなし。今後はさらに負荷のかかる走行などを行ない、ウイークポイントを洗い出して安心の信頼性を確保した上で、年内に正式リリースを出したいという。
目標は通常のパワーとして1200psを使える耐久性だ。このキットが完成すれば、R35GT-Rのチューニングは更なるステージに突入するだろう。
(レポート:GT-Rマガジン・石田)
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