オリジナルタービンで最強チューニング
日産R35GT-Rだけで700台近いクルマを手がけている、西日本におけるチューニングショップの雄「フェニックスパワー」。大阪オートメッセ2016には、3台のR35GT-RとR34スカイラインGT-R1台、合計4台を出展している。
白のR35GT-Rは「OHNOU R35 0-1000スペック」というドラッグ用マシン。フェニックスパワーの新しいオリジナルタービン、TD-06SH改27Zタービンを搭載し、HKSの鍛造ピストン&H断面コンロッドなどでチューニング。大台乗せの1005psを発生する。
青のマシンは「FIJIWARA R35最高速スペック」と呼ばれるクルマ。JUNの4リットルキットにトラストのTD-06SH25Gタービンを組み合わせ、1062psを発揮するエンジンだ。
「KAWATA R35サーキットスペック」という黒のR35も、フェニックスパワーオリジナルのタービンを組む。ただし白のマシンより容量が小さいTD06-SH改24V。エンジン自体もHKSの鍛造ピストン&H断面コンロッドなどを組み込み985.82ps! いずれも強烈なスペックを誇る。
レアなMスペックのR34GT-Rは美しさも追求!
もう一台、R34スカイラインGT-Rは「YAMAMOTO BNR34 ストリートSPEC」と呼ばれるストリートを中心に幅広く使用できる仕様。
ベースはMスペックで、快適装備等はそのまま残している。ただしエンジンは東名パワードの2.8リットルキットにトラストのT78-33Dタービンを組み、674.5psを発生している。
リザーバー、遮熱板、キャッチタンクなどはオーナーさんこだわりのワンオフもので、美しく仕上がっているエンジンルームにも注目してほしい。
(レポート:GT-Rマガジン編集部・石田)
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