危なすぎ!坂東会長の発言に
「それはNG」のカンペ連発!
2月14日、大阪オートメッセのメインステージ”カスタマイズアリーナ”で、『SUPER GT 2016series スペシャルステージ』が行われた。
壇上には、GTAの坂東正明会長、LEXUS TEAM ZENT CERUMOの石浦宏明選手、ドラゴ・モデューロ・ホンダ・レーシングの武藤英紀選手、ニッサンの千代勝正選手が登場。今季への意気込みなど「こんなこと話をしても本当に大丈夫?」という”ギリギリ”のトークが繰り広げられた。
まず冒頭には、GTA坂東会長が登壇。
「ファンの皆さんがサーキットに来てくださる限り、我々が潰れる事はありません。そして我々が潰れなければ、自動車メーカーやタイヤメーカーが去る事はないと思います。ぜひ今年もサーキットに来て、音を聞いて、レースを体感していただきたい。
今年は、ホンダは勝ちを狙ってハイブリッドを降ろしてきました。トヨタは、RC Fが今年で最後になりますから、強いと思います。それらをニッサンも迎え撃つはずで、面白い年になるはずです」と挨拶した。
その坂東会長が残る形で、石浦、武藤、千代の3選手が登壇。いずれもカート出身のドライバーたちだが、このトークショー中に3人とも最初のカート体験が新東京サーキットだったことが判明。同窓会のようなノリで盛り上がりを見せた。
石浦と武藤は、すでに今年の参戦体制が発表されているが、千代が所属するニッサンはまだ。
「今月末までにはお知らせできると思います」と千代が語ると、坂東会長が「千代は◯◯と組むんだよね?」と爆弾発言。慌てた運営側から「ニッサンの情報はNG」というカンペが出される。
詳細は会場に来た人のみの特典ということでご勘弁願いたいが(文字に残せないほど危険な内容でした)、いずれにしても千代がGT500のマシンに乗る可能性が高そうだ。この他にも、坂東会長からは時折サービスコメントが飛び出し、会場に詰めかけたファンたちを喜ばせた。
今年のスーパーGTは、4月9日、10日に行われる岡山戦で開幕を迎える。
司会のピエール北川氏が、3人にポイントとなるレースを聞くと、
千代は「まだ走ったことのないタイ(※今年のレースが3回目の開催となるが、千代はこれまでの2戦ともに欠場)」、武藤は「開幕戦」、石浦は「レクサスの地元である富士で勝ちたい」と、三者三様にそれぞれの想いを語った。
最後にそれぞれが今季についての意気込みをコメント。
千代は「まだ体制については喋れませんけど、ドライバーとしてレースを盛り上げて、皆さんに楽しんでいただきたいと思っています」と語れば、武藤は「今年はチームを(KEHINからドラゴに)移籍したので、チーム一丸となって、岡山テストから調子を上げていき、開幕戦から勢いに乗りたいです」と語った。
石浦は「僕はいちファンとして、GT300がとても面白そうだと思っています。色んなクルマが出てきますし、速くなっていますから。でも、GT500でも面白いバトルをして、盛り上げます」と意気込んだ。
最後に坂東会長が「日本のモータースポーツは、スーパーGTを語らなければ、何も語れない形になっています。ぜひ、少しでもサーキットに足を運んでいただきたい」とファンに頭を下げた。
とトークショー終了直後、千代が「記念撮影いいですか?」と発言。彼の代名詞ともなった自撮り棒を使っての集合写真を、ファンと共に撮影した。
スーパーGTは、3月19日と20日に合同テストが行われ、その後前述の通り4月9日の岡山戦で開幕を迎える。今季はどんなシーズンとなるのか? 気がつけば、開幕まで後わずかだ。
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