膨大な資料を元に昭和の絵柄が復活を遂げる
全国哥麿会の新潟大会から戻った一番星号は、キャビンの絵柄を描き直すため福島県へ向かう。この作業を担当したのは看板職人としても名高い根本氏。福島県にあるトラックアイテム販売業の「ネモト功芸社」の代表でもある。
さて、その絵柄だがとにかく精密に再現することを目的にしていたので、膨大な資料写真から参考になるものを探し、そのデータを拡大及び縮小した紙を実際のキャビンに貼り付けて形と位置を整えた。
そんな丁寧な作業により、絵柄は色使いも含めて忠実に再現されたのだった。このときもフロントまわり特徴である鷲のレリーフの再塗装やアンドンに書かれている文字色の修正など、細かな部分の色関係の手直しもされた。
アンドンの製作も行ったネモト功芸社でドアの絵柄も描き直す。正確に再現するためこのように下書き用の用紙を使う。作業は代表の根本氏が担当。看板職人としても名高い人だという。
鷲のレリーフもゴールドに塗り直された。アンドンに入れている文字は赤だったが、本来は橙色なのでここも修正。細かいこだわりだ。ルーフにはビッグホーンも装備する。
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