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安定したコントロール性を追求マツダ車用「ブレーキパッド」

幅広い温度領域に対応するストリート仕様
ミニバン&コンパクトカー用を追加設定

ミスタール・マンこと寺田陽次郎氏が代表を務める「オートエクゼ」は、「ストリートベスト」を基本コンセプトにマツダ車のチューニングパーツをリリース。その商品ラインアップのなかの「ストリートスポーツブレーキパッド」は、市街地からワインディングロードまで幅広い走行シーンで安定したコントロール性を実現するブレーキパッドだ。従来のスポーツカー用を中心に設定していたが、コンパクトカーからミニバン用がラインアップに加わった。

ブレーキパッドにとって「制動力」は大切な要件だが、じつはブレーキペダルに触れた瞬間から停車するまでの過渡特性のほうが重要だ。
もし、ブレーキを操作した瞬間から強い制動力が立ち上がるようなブレーキパッドは、ジワッと停まろうとすることは非常に難しい。絶対的なブレーキング性能も重要ではあるが、コントロールしやすいブレーキのほうが安心して操作できるわけだ。

ところが、ブレーキパッドは温度が変化すると摩擦係数が変化する。市街地のような低い速度域はパッドの温度は低く、その一方で山道はアップダウンやカーブ手前のブレーキングなど、場合によってはフェードしてしまうほど温度は高まる。
じつは、温度変化が大きいストリートに対応したブレーキパッドを開発するのは、高い温度域での性能に焦点を当てたサーキット用ブレーキパッドより難しいのだ。

オートエクゼの「ストリートスポーツブレーキパッド」は、そんな厳しい状況下でも安定した制動力とコントロール性を実現しているという。さらに、ブレーキペダルへの踏力(踏み込み量)に対して、意のままにコントロールできることを重視した仕様となっている。
ブレーキング中にペダル踏力を変化させたい複合カーブなどでは、そのコントロール性は高い安心感となる。また、カーブの角度を読み間違えたときなど、自分の意志に忠実に制動力を変えられるのは心強い。
じつは市街地は、速度域が低いので繊細なブレーキ操作が求められる。もちろん、ワインディングロードや高速道路の減速時など、連続してブレーキペダルを踏むようなシーンもシビアな操作性が要求される。つまり、コントロール性に優れたブレーキパッドが必要なのは市街地なのだ。

なおオートエクゼのパーツは、マツダディーラーおよび自動車部品量販店で販売されている。

オートエクゼ TEL03-3531-8151 http://www.autoexe.co.jp/

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