エアサス&ハイドロサスはフラップが上がる前に車高を下げる
ロックプレートのセンサーが反応してフラップがせり上がってくるまでの時間は、停車後およそ2〜5分間。せり上がったフラップは、車体下部に軽くタッチした時点でいったん止まり、そのあと少しだけ下がってクリアランスを確保したところで固定される。
一度固定されると、料金が精算されるまでプレートはロックされていて動かない。シトロエンのハイドロニューマチックやエアサスペンション装着車など、エンジン停止後に徐々に車高が下がってくるクルマは要注意だ。
それは車高が下がりきる前にフラップが立ち上がり、その後、さらに車高が下がり続ければフラップでボディを支えるような状態になってしまう。つまり、一点にボディの重さがかかるわけで、最悪凹んでしまう可能性もあるわけだ。
対応策としては、プレートが立ち上がる前に車高を一番下まで下げるか、入庫しないことだろう。
また同様の理由で、最低地上高が低いクルマは、料金の精算が終わりプレートが下がるまでは、クルマに乗り込まないこと。人の重みで車高が下がりプレートとボディが干渉することがある。料金精算後にフラップが下りてから、再び立ち上がるまでは2〜5分ある。慌てて乗りこむ必要はないだろう。
前方からフラップが立ち上がるタイプは、クルマの全長にもよるがボディとの干渉しないケースもある。フラップが下りているときの高さは4cmと低い