ファストバックスタイルという新たなる提案
バックウインドウを持ちタルガトップも可能
先代モデルのマツダ・ロードスターで設定されていた電動ハードトップが、いよいよ現行モデルのND型ロードスターにも登場。その姿がニューヨーク国際自動車ショーで公開された。
ニューヨーク国際自動車ショーでは、「MX-5 RF」として発表され、日本名は「マツダ・ロードスターRF」となる。「RF」とはリトラクタブルハードトップの「R」とファストバックスタイルの「F」を表している。
そのフォルムを見ると、ルーフからリヤエンドにかけてなだらかなルーフラインのファストバックを採用。キャビン後方には開閉可能なバックウインドウを備える。つまり、ルーフだけ開ければタルガトップ。バックウインドウまで開くとオープンエアー感覚が得られる。
ソフトトップモデルを軽快なオープンスポーツ、RFはラグジュアリー性を備えた新感覚オープンスポーツの提案といえるだろう。
また、ルーフは10km/h以下なら走行中でも開閉可能なフル電動式となり、先代モデルのパワーリトラクタブルハードトップより進化している。トランクはソフトトップモデルと同じ容量を確保しているそうだ。
搭載エンジンは、1.5リットルと2リットルの2種類。アメリカ市場では、日本仕様にはない2リットルが搭載される。RFは、ソフトトップよりラグジュアリー性を持つクルマだから日本仕様にも2リットルを採用してほしいところだ。
先代モデルはパワーリトラクタブルハードトップもソフトトップモデルも屋根を開くとほぼ同じオープンボディフォルムだった。
【関連記事】