「文字や数字が見やすい」は取り締まりの現場判断
フレームの新基準「ナンバープレートの各外側辺縁から内側方向に一定の距離以下」の範囲を超えて、表示部の空白部分にはみ出すとアウトとなる(キャラクターもののフレームによくある形状)。
その反面、枠の寸法が規制値以上あっても外側に出ている分には問題はない。あくまでも「プレート自体の外枠からの内側への距離」をフレーム寸法とみなす、ということだ。
つまり、ナンバー外側方向に太い枠のプレートならOKということになるはず。
一般的にナンバープレートは、「周囲のドライバーや歩行者から容易に判読できる」という状態を「見やすい」と判断すると思われるが、その条件は定められていないようだ。
そのため、厚みのあるフレームなど角度によっては数字や文字が見えにくいモノ、トラックのリアナンバーのように明らかに故意にバンパーの内側に装着されているものでも、「どこから見て見やすいか?」を判断するのは、取り締まり現場の個別対応となるとのこと。
つまり平成33年3月31日までに登録したクルマだからといっても、「文字や数字がきちんと見える」という節度ある行動は必要だ。
とはいえ、ナンバープレート周辺のドレスアップが全面的に禁止になったわけではないことを喜びたい。
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