追い越し車線を走行するとなぜ捕まりやすいか考えてみた
では、追い越し車線を走り続けていると、なぜ捕まりやすいのか?
そもそも警察官からすれば、追い越し車線を走行するクルマはスピードを出しているという思っているだろう。
パトカーは、速度違反車両の追尾などをするとき以外は走行車線を走っている。当然のことながら走行車線よりスピード違反をするクルマが多い追い越し車線のほうに気を配っている。
このような理由から追い越し車線は、捕まりやすいという定義が成り立つ。
では、逆のドライバーの立場から。
追い越し車線を走り続けていると、左側の走行車線にどんなクルマがいるかなかなか確認していない(できない)。
その車列のなかに、もしパトカーや覆面パトカーが紛れていたら?
追い越しを終えて走行車線に戻るようにしていると、当然のことながら走行車線の前走車を見るようになる。これだけでも、パトカーの発見できる率は上がるわけだ。
ある3車線の高速道路でパトカーが一番左端の走行車線を走行し、中央車線にトラックとほぼ併走というケースがあった。
追い越し車線からは、トラックが死角となってパトカーが見えない。
走行車線(中央車線)に戻ったとき、左側のバックミラーにパトカーが写ったときの衝撃は、今でも忘れられない記憶だ。
その後の顛末は、後から追い越し車線を飛んできた輸入車が通過した瞬間、左側の車線からパトカーが猛ダッシュ!その輸入車はご用となっていた。
以下の映像はYouTubeで見つけたものだが、交通の流れに乗っていれば捕まりにくいということを言っている。とはいえ、速度違反を推奨しているわけではないので、あくまでも参考程度に見てほしい。
ただ「先頭を突っ走ると捕まりやすい」というのは、個人的には正しい判断だ。
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