6社7台のチューンドロードスターを
GTレースドライバー谷口信輝が斬る
6社(HKS/OKUYAMA/CUSCO/FUJITSUBO/AutoExe/Acre)のチューニングメーカーが作り上げたマツダ新型ロードスターのデモカー7台をイッキ乗り!
テストドライバーは、ストリート出身ながらスーパーGTのGT300クラス・シリーズチャンピオン経験もあり、まさに人気・実力を兼ね備えたトップドライバー「谷口信輝氏」だ。
市販のチューニングパーツも大好きな彼だからこそ、ユーザー目線のリアルで的確なジャッジをする!
【HKS】http://www.hks-power.co.jp/
赤と黒の2台のデモカーを用意。赤のデモカーはATで「マックスIV GT」車高調整式サスペンションキットを装着。一方、黒いMTのデモカーが装着する車高調整式サスペンションキットは「マックスIV SP」。
快適性も損なわないスポーティサスのGT、よりハードなセッティングにも対応するSPとその特性は異なる。
【OKUYAMA】http://www.carbing.co.jp/
室内に張り巡らされたロールケージを筆頭に、タワーバー、アンダーブレースなどでロードスターの各部をガッチリと剛性アップ。オープンカーのボディに不可欠な補強メニューで、引き締まったフットワークを提供する。
【CUSCO】http://www.cusco.co.jp/
ストリート・ゼロA車高調整式サスペンションキット、得意のボディ補強系アイテム、スタビライザーでフットワークを強力にサポート。さらに1.5ウェイのLSDを組み込み、思い通りのコーナリング性能を手に入れた。操る楽しさをレベルアップするべく、ファイナルギヤを4.100にローギヤード化している。
【FUJITSUBO】http://www.fujitsubo.co.jp/
大胆な左右ダブルの4本出しテールがチタンに輝く「オーソライズRM」マフラーを装着した、フジツボのデモカー。そのスポーティサウンドとアクセルレスポンス向上はもちろん、セットで装着するリヤディフューザーにも注目!
【AutoExe】http://www.autoexe.co.jp/
エクステリア、インテリアのドレスアップパーツでルックスもバツグン。機能パーツでは、ボディ剛性を高めるメニューを始め、スペシャルチューンの車高調整式サスペンションキット、ハードなブレーキングを繰り返しても制動力をキープするスポーツパッド、ほかにもLSDやマフラーなど、トータルバランスを追求する。
【Acre】http://www.spirit-shocks.jp/
オーダーメイド車高調整式サスペンションキット「スピリット・タイプS」を装着。ブレーキは、ブレンボのF360キャリパーを用いたキットで制動力をアップし、オーバルテールがド迫力のクラブモーション・ヴォルコンマフラー1でポテンシャルを底上げした一台。
新型ロードスターの魅力はスタイルの良さとスポーティな走りだ。
シャーシの剛性感が高まり、サスペンションが良く動く。
現行モデルのND型になって、全体的に進化していることがわかる。
このクルマで走りを極めたいと思ったら、まずは足まわりから強化していくべきだろう。
さらにポテンシャルを高めたいなら、エンジンやボディ補強といったチューニングが重要になってくる。
どれくらいのレベルで走りを楽しみたいのか? それをよく見極め、好みのパーツを選んで仕上げてほしい。(コメント:谷口信輝)
マツダ新型ロードスター「まるわかりBOOK」
880円(税込)
交通タイムス社