オービスの位置を音声と地図画面で案内
さて、実際にオービス情報がどのくらいのポテンシャルを持っているか走行実験してみた。
まずは目的地を設定し、ルート案内を開始。
すると、オービス設置地点に近づくと音声案内で「スピードにご注意ください」、地図画面ではオービス設置地点に「SLOW」と表示される。
ただし、ルート案内をしていないときは「画面表示のみ」なのでご注意頂きたい。
スマホアプリゆえGPS測位が基本
オービス前には青い看板が2枚以上ある
スマートフォンがGPSの電波をキャッチできない状況では、当然のことながら自車位置表示は曖昧になる。
この点は、やはりスマホのアプリであって、車速センサーやジャイロ機能を使った自律走行ができる車載型カーナビゲーションとは精度が異なるところだ。
つまり、トンネル内や大きなビルのそばのオービスが設置されている道路を通過するときは注意が必要。事前にチェックできていれば良いが、長いトンネル内では気を付けてほしい。
ちなみに、オービスが設置されている道路には、設置地点手前に「自動速度違反取締装置設置」という看板が2枚以上設置されている。 ただ、その看板の大きさはまちまちなので、見落とさないように注意してほしい。
とはいえ、スマホがGPSをキャッチして自車位置を測位できているときの精度はかなり優秀。
ちなみにオービス設置地点の「SLOW」というアイコンは、縮尺は900mまでは表示される。だが、そのひとつ上の1.8kmではアイコンが出ないので地図の縮尺設定には注意してほしい。
このアプリで表示されるオービス地点の詳細は明かしてもらえなかったが、Yahoo!の広報課では「今後も情報のバージョンアップはしていく」と語っている。
これからのドライブシーズンには最適なアプリだが、くれぐれもスピードの出し過ぎには注意してほしい。
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