昨年は銀ボディ、今年が金ボディのR35GT-Rが
「ドレスアップ&チューニングカーコンテスト」で1位
2月に大阪市のインテックス大阪で開催されたカー&カスタマイズモーターショー「大阪オートメッセ」。ここに出展される車両を対象に、来場者の投票で決まる「ドレスアップ&チューニングカーコンテスト」が毎年行われている。
今年の「ドレスアップ&チューニングカーコンテスト」の見事1位に輝いたのが、KUHL JAPANの「KUHL JAPANプロジェクトR35 GT-R」だ。じつは、同社は昨年に続く2連覇となる。
栄えある栄冠を記念するトロフィーと目録の授与式が、KUHL JAPANにて行なわれた。
昨年も日産R35GT-Rだったが、ボディカラーは銀色。一瞬、カラー変更を行ったかと思ってしまうが、今年の金色の受賞車は昨年のクルマとはまったくの別物なのだ。実際、1月の東京オートサロンには、銀色のクルマが展示されていた。
KUHL JAPANの日産R35GT-Rの特徴といえば、なんといってもボディ全体に施された幾何学模様の彫刻(エングレービング)。すべて手彫りというのだから驚かされる。
まるで伝統工芸品や美術品のような神々しいオーラを放つ1台だ。
「日本のテクニックがどこまで通用するのか興味あります。世界に発信できたらいいですね」と片岡社長は語る。それを実現するために、金色の受賞車両は日本から約8000km離れたアラブのドバイで展示中とのこと。前作の銀色バージョンは、アメリカのショーから帰国したばかりでメンテ中だったため、残念ながら2台とも授与式の記念写真に収めることはできなかったが、世界中で見た人を驚かせているに違いない。
すでに同社では、次回作を準備中という。来年2月の大阪オートメッセに期待したい。
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