【3】流れるようにスムースな車線変更で走行車線を走行する
当然のことながら、覆面パトカーは速度違反のクルマを追尾するとき以外は交通ルールを守って走行する(基本的に)。
高速道路で追い越しを走り続けるクルマが多い中、覆面パトカーは追い越しが済めばすぐに走行車線に戻る。まだにルール通りの模範的な走り方だ。そして、ときには大型トラックの前など、後続車からは見落としやすいポジションを走行しているケースが多い。
また、車線変更するときのクルマの動きは実にスムーズ。まるで平行移動しているかのようだ。これはハンドルの舵角を少なく、車体がロールしないように走るようにパトカーを運転する警察官は訓練されているからだ。もし、前方にス〜っと車線変更をするセダンがいたら要注意だ。
覆面パトカーは、走行車線で速度超過したクルマがいないかチェックしている。つまり、突然走行車線から追い越し車線に出てきたクルマが覆面パトカーである可能性は高い。
逆に走行車線が空いているのに、いつまでも(2km以上)追い越し車線を走り続けているような通行帯違反しているクルマは覆面パトカーではない。
【4】フォグランプ(バックフォグ)は無駄に点灯しない
夜間にフォグライトを点灯しているクルマは、まず覆面パトカーである可能性は低い。
そもそもフォグランプは霧が出ているときの補助灯で、パトカーは無駄に点灯することはない。
霧が出ているなどの悪天候ではないのに、バックミラーに写る後続車がフォグライトを点灯していたら、一般車といえるだろう。
とくに天候が悪くないのにバックフォグを点けて走るような迷惑行為をするクルマは、間違いなく一般車。
【5】200系クラウンの覆面パトカーはアンテナが長い
先代モデルの200系クラウン前期型の覆面パトカーは、ルーフアンテナに注目。
残念ながら実車と遭遇することができなかったので写真を撮影できなかったが、覆面パトカーのルーフアンテナはノーマルより長い。
さらに、ノーマルアンテナはネジ式。ところが覆面パトカーは、先代モデルの30系プリウス前期型のルーフアンテナのように折りたたみ式となっている。
走行中に折りたたみ式と確認するのは難しいかもしれないが、アンテナが明らかに長いので見分けられるはずだ。しかも、ルーフの後端、リヤウインドウにかなり近い位置に装着されている。
と、覆面パトカーの特徴をまとめてみたが、くれぐれも警察のご厄介にならないようにしてほしい安全運転をしてほしい。
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