ワッシャーが面でホイールを固定するストレートナット
もっとも優れていた先端がストレートなナットは、締め込んでもホイールに食い込まない。
さらに、ナットを締め込んだとき、ワッシャーつぶれてがホイールを面で押さえるため圧力が均一にかかる。一般的なナットもテーパーの角度とホイールの角度は同じだが、面全体では接触しにくい。
上の写真は中央のトヨタ用のナット以外に、左のテーパーナットや右のスタッドボルトでも接触面にワッシャーと同じようなパーツが使われているタイプがある。
テーパータイプでも、ワッシャー部がホイールに接触したところから締め込んでもホイールを傷付けにくい。さらに締め込んでいけばワッシャーがつぶれて面接触するので、均一にトルクがかかりホイールを安全に固定できるわけだ。
まさに、たかがナット、されどナット。侮ってはいけないパーツなのである。
(取材協力:京葉サービス TEL03-3698-4733)
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