トヨタ50系プリウスで地を這うフォルムが実現できる!
「ボルドワールド」製エアサスが新型プリウスに対応!
エアサスメーカーのボルドワールドが50系プリウスの2WD車に対して、マッチングを完了し発売を開始している。全長調整式+デジタルメーター+リモコン式のエアサスを紹介する。
エアサスメーカーのボルドワールドがトヨタ50系プリウスへのライアップを開始した。
今回取材したのは同社からラインアップされているエアサスであるアルティマ・グリッターを装着したデモカー。ショックアブソーバーは全長調整式モデル。デジタルデュアルメーター&ワイヤレスリモコンが特長の電磁弁モデルだ。
ボルドワールドは理念として、安全性と耐久性を最重視。特にダンパーの耐久性には気を使っていて、シリンダーやピストンの精度を追求し、さらにオイルの質にも配慮し熱が持たないような工夫を凝らしている。
さて、50系プリウスのセッティングはというと、車重が軽いからその分ダンパーが沈みにくいのでそこを計算。硬いショックにすると衝撃が直に感じやすいので少し柔らかめのタイプを標準として採用している。
リヤにはホーシング(トーションビーム)が採用された30系のプリウスだったが、マルチリンクが投入された50系プリウスは車高を下げても乗り心地はバツグン。やはりリヤの乗り心地は劇的にアップ。
もちろん、今作は同社でもそこを意識したセッティングになっている。
なお、ボルドワールドでは今回撮影したアルティマ・グリッターのみならず、他のモデルも対応している。
左が全下げ、右が全上げの状態。ダウン幅は100mm以上と使い勝手はかなり良い。リモコン付属だから超便利!
50プリウス用はサスペンション部にベローズ式エアバックを採用。メッシュワイヤーが内蔵されたツープライ構造が採用されているため強度面でも心配ナシ。左側がフロント、真ん中がリヤの足回りとなる。ちなみにまたブレーキホース等の取り回しも考え、専用のブラケットを製作。また各溶接にも細心のレイアウトを施し、安全性をアップ
グリッターはデジタルメーターとリモコンが特徴。取り付けにはホースが車内に入らない仕組みを採用しているので、取り付け時間の短縮化にも貢献する。
またタンクは14リットルを採用。2016年から変更されている。加えて電磁弁を採用。クイックな上げ下げが可能だ。またショックは減衰力を32段階で調整することができる。今回は2WDのみの対応だが、今後4WD用も開発する予定
ナナメ前後から見たのがこれらの写真。地を這うようなフォルムを描き出すことができる。ちなみに追加で¥35,000が必要となるが、強度計算書より公認車検を取得することも可能
BOLD WORLD for 50PRIUS
アルティマ I ネクスト | ¥645,840 |
アルティマ II ネクスト |
¥554,040 |
アルティマ・グリッター | ¥667,440 |
アルティマ・アドバンス・ヴァージョンネクスト | ¥726,840 |
問ボルドワールド TEL0868-74-1221 http://www.boldworld.co.jp/
(レポート:ワゴニスト編集部・遠藤)
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