信号機の色が判別できる録画機能など
ドラレコを購入するときの必須条件
万が一の事故や、納得できない交通取り締まりの状況証拠、さらには当て逃げやクルマへのいたずら防止&対策にも役に立つ「ドライブレコーダー=ドラレコ」。
さまざまな製品が出ているので、どれを購入すればいいか迷ってしまうところだが、次の「8つのポイント」を押さえておけば、自分に合ったドラレコが絞れるはずだ。
ポイント1「取り付け位置を選ぶ」
ドラレコ本体はダッシュボード上か、またはフロントガラス上部のどちらかに取り付けるのが主流。ダッシュボード上は目立つので、レイアウト的にはガラス上部の方がスマート。
ただし、スバルのアイサイト装着車には取り付け不可のケースもあるので、事前の確認が必要。他のクルマでも、ガラス側につける場合は、ワイパーの拭き取り範囲内に設置するのが望ましい。
ポイント2「本体のタイプで選ぶ」
ドラレコには、GoProのような「ワンボディタイプ」と、カメラとモニターが独立している「セパレートタイプ」、そしてルームミラーと一体になった「ルームミラータイプ」の3種類がある。人気があるのは、装着が目立たない「ルームミラータイプ」だ。
ポイント3「記録画素数は最低でも100万画素以上」
ドラレコもカメラなので、記録画素数(カメラレンズの画素数とは違う)で映像の鮮明さは決まる。現在主流は200万画素。最低でも100万画素以上の製品を選ぼう。
ポイント4「GPS内蔵モデルが人気」
GPS内蔵モデルだと、再生したときに、位置情報、速度、日時などのデータと一緒に見られるので、旅の思い出の記録には最適。グーグルマップと連動してデータを記録する製品もある。
ポイント5「画質補正機能=HDR機能はほしい」
クルマを走らせていると、昼夜、逆光、トンネルの内外と、明るさが大きく変わることがある。どんな明るさでも、鮮明な画像を記録するためには、HDR機能付きのドラレコを選ぶのが重要だ。
ポイント6「LED信号対応モデルを選ぶ」
万一事故などが起きてしまったとき、信号が何色だったかは重要な情報だ。一世代前のドラレコだと、LED信号の光が写らない場合もあるので要注意。現行型ならほぼLED信号対応モデルだが、一応購入時に確認すること。
ポイント7「Gセンサー付モデルがおすすめ」
Gセンサー内蔵型のドラレコは、急ブレーキなどの衝撃による車輌の姿勢変化にあわせて、その前後の一定時間を記録。データの上書きもせず、記録を残しておくことができるので、いざというとき重宝する。
ポイント8「セキュリティの強化になる監視モード」
駐車中の映像を記録しておいてくれる監視モード付のドラレコなら、防犯対策にも非常に有効。おすすめのオプションだ。
さて、こうした機能/性能のなかでも、とくに重視したいのは、
・フルHD画質
・Gセンサー内蔵
・GPS受信
の3点。
これからドラレコを購入するなら、最低でもこの3条件はクリアしている製品なら間違いなしだ。