ステアリングの表皮は張り替えできる!
自動車を構成する約3万点の部品のうち『ステアリング』はドライバーと直接触れ合う数少ないパーツで、しかも運転中は常に握っている部分。
それだけに劣化しやすいパーツでもあり、それがもっとも気になる部分でもある。
そんなヘタったステアリングを甦らせるのが「ロブソンレザー」のステアリングの表皮張り替えだ。
ステアリングでもっとも手に馴染みがいいのは本革製といわれていて、高級車を中心に国産車の約3割が採用している。
しかし、そんな素敵な本革も、摩擦、熱、紫外線などの影響で、長年使っていると擦り切れたり、汚れたり……。
写真は走行距離19万9500kmの平成4年式の日産スカイラインGT-R(R32)のステアリングだが、約24年間の経年劣化でこの通りボロボロに。
毎日触れて、しかも一番目に触れる部品でもあるので、こうなるとやはり放っておけない。とくにここまで劣化が進むと、夏場は傷んだ革の部分がベタベタして、かなり不愉快な思いもする。