「始まりは、あの日東京で見たアヴェンタドール」。
外装はランボルギーニ・アヴェンタドールを強く意識しているが、ベースがあくまで高級セダンのクラウンであることは忘れていない。
フロントマスクをメルセデス・ベンツCLS風に作ったのも、ウイングを極端に大きくしなかったのも、セダンらしさを残したかったから。
「何のクルマか分からなくなるまでイジると、クラウンに乗る意味がなくなってしまう。ベース車の味をしっかり残すことがポリシーです」。
内装もアヴェンタドールの枠にとらわれず、目を付ける人が少ないシトロエンのDS5のデザインを参考にレザーで張り替えて意表を突く。色使いも日本が生んだドレスアップカーらしく、赤と白の2色で遊んだ。
「DS5は内装がオシャレ。特にシートパターンはそっくりなので、ぜひ実車と見比べて欲しいですね」。
最後の最後に、VIPスタイルの表紙を飾る偉業も成し遂げた18系クラウン。
今後長い月日が経とうとも、きっと彼は「2015年」を忘れないだろう。
三重県 勝山 真弥(24)A型・蠍座・VIP歴5年
「100点と言うとそこで終了なので」、現仕様の完成度は99点。「浦田サンをはじめ、クルマに携わって下さった皆サンには本当に感謝です」と勝山クン
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