DIYでできるLEDランプ交換で照度アップ
青白い光りによるドレスアップ効果も大
ヘッドライトにHIDやLEDを採用するクルマが増えているが、まだまだハロゲンランプのクルマも多い。
かつては、HIDへのコンバートが主流だったが、照度がアップしてきたこともあり比較的手軽に交換できるLEDへの交換が注目されている。その交換方法をチェックする。
ここでの取り上げるモデル車はトヨタ30系(先代)プリウス。このクルマに限らず今どきの「4灯式ヘッドライト」のクルマは、ロービームがH11、ハイビームがHB3という組み合わせが多い。純正HID仕様車でも、ハイビームはHB3ハロゲンが定番(※ロー/ハイ兼用のバイキセノンは除く)。
ロービームが純正HIDのクルマであっても、ハイビームだけはLEDのほうが合理的。ハロゲンランプよりLEDのほうが応答性が良く、キレのよいパッシングが可能になるからだ。
ロービームがハロゲン車のクルマなら、ロー・ハイともにセットでLED化がオススメだ。
使用した商品:IPF・301HLB
明るさだけでなく、高い配光性能をウリにしているIPF製H11用LEDヘッドライトバルブ。冷却ファンを搭載し、放熱性を高めている。
【交換作業】
1:純正バルブを抜く
まず純正バルブを抜く時は、一般的には反時計回りに回すとロックが外れることが多いが、車両によっては逆のケースもあり得るようだ。
H11はスナップ式なので、クルっと回せばすぐに外せるハズ。
2:純正カプラーを抜く
カプラーを抜くときはツメが引っ掛けてあるので、ツメを押しながら引っ張って抜く。
3:カプラーを抜く
たまにカプラーを先に抜かないとバルブが抜けない構造の車種もある。
4:LEDバルブを付ける
ツメの位置を合わせてLEDバルブを差し込み、抜いたときとは逆方向に回転させるとロックされる。今回は反時計回りで外れたので、時計回りでロックする。
5:カプラーをつなぐ
外しておいた純正配線カプラーを、LEDバルブにつなぎ直す。このように純正と互換性のある作りなので、カンタンなのだ。