最高出力20ps/最大トルク3.7kgmアップ!
「オーデュラ」のエンジンチューニング
マツダ車専門のブランド『オーデュラ』を展開する「オーバードライブ」が、現行モデルであるND型ロードスター用のチューニングからエアロまで多数アイテムを開発。
初心者に優しいパーツ群を数多くリリースする
オトナのチューニング志向なユーザーに絶大な人気を誇るND系ロードスター。
その手始めとなるレシピとして示してくれたのが、大阪のプロショップ「オーバードライブ」だ。マツダ車専門オリジナルブランド「オーデュラ」を展開し、ロードスターにおいては、NA系(初代モデル)、NC系(先代モデル)も手がけただけあってノウハウも十分。
ND系においても同社ではチューニングからエアロパーツまで多数のアイテムを開発・発売している。
眠っていた本来の性能を目覚めさせる
今回のチューニングテーマとなるのが”ボルトオンで楽しめるチューニング”。初心者にはウッテツケのアプローチだ。
ロードスターが搭載する1.5リットルエンジン・スカイアクティブGは圧縮比が高く、いうなれば昔のレーシングエンジンような構造だとか。
高回転まで気持ちよく回るように可変バルブタイミング機構を組み合わせ、従来とは異なる広角カムやピストン等を搭載し、走りに振り切った仕上げとしている。
そんなエンジンに対して、チューニングのキーポイントに挙げられるのがエキマニとCPU(コンピュータ)の変更だ。
CPUのアップグレードにより低回転域のトルク不足を補い、それと並行して高回転もパワーアップできるようにセッティングしたそうで、最高出力は20psのアップ。
さらに、純正比1.2倍の容量を誇る新開発のエアクリーナーボックスを組み合わせることで最大トルクで19kgmを(ノーマル15.3kgm)狙うことも可能だという。
ホイールセッティングにおいては、マツダの後輪駆動車(FR)の基本として、フロントも太いホイールを履かせるのが王道だそう。ストリートユースのみならず、このままでサーキットに行っても通用するチューニングを目指している。
デモカーには排気効率を高めた完全等長のエキマニをセット。4-2-1構造を採用する『レーシングヘッダー』は、熱対策としてチタンバンテージを装着する。パイプ径はΦ42.7、素材はSUS304だ。
さらにマフラーは排気効率を高める高めるためにストレート構造を採用。グラスウールにはアドバンテックスを採用し、耐久性を確保。テールはSUS304焼入れ仕様となる
高剛性&軽量のタワーバーはアルミ製。分割式を採用したことで整備性も確保。
車高調整式サスペンションは、減衰力30段階調整式で全長調整式。ND系の車高はルーフ位置を基準にして約3cmダウンがベストとか。コーナーを速く走るにはローダウンの効果はてきめんだとか。
ホイールはボルクレーシングZE40で、フロント&リヤともに17×8J。タイヤサイズは235/40-17。
odula チューニングアイテム
ラムエアボックス | ¥73,440 |
チューンアップCPU・ADVANCE G | ¥84,240 |
シリコンラジエータホース | ¥30,240 |
レーシングヘッダー | ¥213,840 |
R-specマフラー | ¥84,240 |
蹴脚・車高調サスペンション | ¥170,640 |
フロントタワーバー | ¥32,400 |