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750万円超の「ドライカーボンパーツ」を纏うAMG G63

世界のセレブ御用達の「MANSORY」のG−Class
車両本体価格も含めると税別2900万円超!

世界で7台しか存在しないスーパーセレブなメルセデス・ベンツGクラスのコンプリートカー『マンソリーGクチュール』。
AMG G55をベースにドイツのチューナー「マンソリー」が開発した限定コンプリートモデルは、カーボン製ボディパーツが与えられている。
圧力釜で超強大なプレスがかけられ、素材に内包されていた空気の全てを押し出すというのは、もはや航空機の技術そのままに製造された軽量なドライカーボン。恐るべき技術の結晶ではないか。それが世界で7台という理由だ。

「マンソリー」の魅力を語るときに必ず語られるカーボン製品のクオリティは、メルセデス・ベンツのラインアップの中でもSLSとマクラーレンという別枠のモデルにしか興味が持たれていない。
つまりGクラスはマンソリーにとっても特別なのだ、という証明でもあるのだ。

ビバリーヒルズやサンタモニカのセレブが好むカスタムブランド
近作ヒットはランボルギーニ・アベンタドール

装着するカーボン製パーツのプライスタグはとんでもない数字が並ぶ。カスタムを金額で語るべきではないが、参考までに撮影したGクラスのマンソリーパーツだけの合計は433万円!(ルーフカバーLEDは除く)
そのクオリティをしっかりと見てほしい。

骨格となるボディパネル系を除いて、ほぼ全てがカーボン製パーツをラインアップ。ちなみに「マンソリー」のカーボン柄は4タイプある。ここで紹介する柄はスタンダードだ。和流でいうと綾織とでもいうのだろうか。

 

フロントグリルは、スリーポインテッドスター(マーク)を除いてフレーム&ルーバーをカーボン化。ここで既に勝負あった。フレームと極太のルーバー、そしてスリーポイントを囲うオーバルフレームの外側までカーボン。ただしエンブレムには手を出さないのがマンソリーならではのマナーだろう。

ルーフカバー カーボンは125万円。Aピラーカバー+フロントルーフカバー カーボンは37万円

圧巻の存在がルーフカバーだ。ここだけですでに電卓は100万円を超えてしまっている! あくまでカーボンルーフのみ。スポイラーやワンオフのルーフLEDカバーは含まない。ここにあっちもカーボン、こっちもカーボンというオンパレード。

撮影車両はフォージアートの24インチホイール『ARTIGLI-ECL』にピレリP-ZEROスコーピオン(285/35-24)を装着。これだけで260万円超。またサイドから姿を見せつけるマフラーもオーバルではなくGクラスに合わせてスクエアなマフラーカッターを特別注文として左右3本出しのド迫力。

オフィスケイ TEL03-5986-8111 http://www.office-kk.jp

(レポート:オンリーメルセデス編集部)

オンリーメルセデス8月号
1200円

交通タイムス社

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