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日本プレミアを果たしたポルシェ新型「ケイマン」

ポルシェと日本のユーザーが交わす3つの約束

7月に東京都の目黒区から港区の虎ノ門ヒルズに新オフィスを移転したばかりの「ポルシェ・ジャパン」。
7月1日に『ポルシェ・ジャパン キーノート2016』を発表し、同時に新型718ケイマンもジャパンプレミアを果たした。

駆けつけたメディアの前で新型ミッドシップモデルの718ケイマンがアンベール。今年のル・マンを制した919ハイブリッドがステージに展示され、華を添えた。

 

『キーノート2016』とは、「ポルシェ・ジャパン」の企業ミッション。
すなわち今後の企業方針の提示を意味する。
その中で日本のユーザーや我々ポルシェファンに向けて3つの約束が提示されたのだ。

その3つの約束とは

  1. 魅力的なポルシェを提供し続けることで、日本の消費を刺激する。
  2. クラシックポルシェの継続的メンテナンス/PHEVのさらなる拡大/ゼロエミッションスポーツカーの導入
  3. ユーザーへのスポーツドライビング体験の提供/参加型モータースポーツへの継続的なサポート

の3点。

1.は従来通りであり、従来に増して続けて送り出される魅惑のスポーツカー。非常にわかりやすい。消費を刺激するとかなり大上段な表現だが、日本はグローバルマーケットで5番目のセールス実績を記録すると七五三木(しめき)社長が自信を持って語るほどに、多くのポルシェユーザーを抱えているのだ。その後ろには比較にならないほどのファンが控えているとあれば、当然、成長戦略を描かねばならない。

2.については、日本のファンには非常に魅力的なアイディアではないだろうか。クラシック・ポルシェのメンテナンス力を高めるというのは、輸入車ファンの心を揺する響きがある。

トレンドのPHEVをラインアップの中でさらに拡大することや、ゼロエミッションスポーツカー(ミッション E)の日本導入も新たなトピックとなる。

3.については、ポルシェブランドの役割としてマストな約束のはず。
先だってのル・マンの劇的な優勝について喜びのメッセージを付け加えることも忘れなかった。

好調な新型718ケイマンの予約受注

この日、日本で初お披露目となったケイマン。ポルシェにとって日本は重要なマーケットなのだ。

718 Cayman and 718 Cayman S

ケイマン 6速MT ¥6,190,000
7速PDK ¥6,714,000
ケイマンS 6速MT ¥8,130,000
7速PDK  ¥8,654,000

(レポート:af imp.編集部)

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