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8月下旬発売予定の日産「新型セレナ」がスタイルを公開!

5代目セレナは精悍なマスクに大チェンジ
安全装備搭載モデルでも300万円以下

8月下旬に発売予定の5代目・日産「セレナ」の概要が公開された。
Vモーショングリルなど日産車であるアイデンティティが強調され、従来モデル(現行モデル)に比べると標準仕様でもグッとスポーティなデザインになっている。
さらに渋滞時のハンドル、アクセル、ブレーキすべての自動化した「プロパイロット」を採用。
価格は、300万円以下となるようだ。

国産ミドルサイズ・ファミリーミニバンを代表する日産「セレナ」がフルモデルチェンジする。
8月下旬からの発売を前に、日産はその新型モデルのフォルムを公開した。

トヨタ・ノア/ヴォクシー、ホンダ・ステップワゴンとともにしのぎを削る激戦区5ナンバーサイズミニバン市場に投入されるモデルらしく、現行モデルに比べイメージを一新している。
とくに、ファミリーミニバン市場に厳ついフロントマスクを定着させたノア/ヴォクシーに対抗してか、セレナは標準仕様でも立体的な形状のバンパーを採用するなどかなり精悍なデザイン。
スポーティ仕様のハイウェイスターは、先に登場したGT-R2017年モデルを彷彿させる大胆なVモーショングリルを採用する。

 

また、2トーンボディ仕様はDピラーレスデザインやAピラーのブラック化でグラスエリアを大きく見せる演出が施されている。

その一方で、ファミリーミニバンとしての資質はアップ。
クラストップレベルの室内空間を誇るパッケージングデザインの採用、薄型メーターやAピラーを細くすることによる広い視界の確保など、開放感を高めている。
さらにシート内蔵タイプの2列目シートや後席からの視界を考慮したデザインのヘッドレストの採用で、3列目シートの開放感も向上している。

自動運転技術「プロパイロット」を日産車として初めて搭載

新型「セレナ」で注目なのは、安全装備と自動運転システムの充実化だろう。
現行モデルで採用するエマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報、アラウンドビューモニター、スマート・ルームミラーに加え、自動駐車機能のインテリジェントパーキングアシストを新たに採用。
従来タイプより操作性を高め、駐車精度も向上させているようだ。

そして渋滞走行と長時間の巡航走行(高速道路の単一車線)の2つのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御しドライバーをサポートする自動運転技術「プロパイロット」を日産車として初めて搭載する。
約30〜100km/hで作動可能で、日本の高速道路での使いやすさを追求して開発されているようだ。

なお、搭載エンジンは、現行モデルと同じスマートシンプルハイブリッドで、エンジンの改良を施し燃費性能を向上。サスペンションは、ショックアブソーバーのサイズをアップさせることで、高速道路などの車線変更で応答性と安定性を高めている。

車両価格は、安全装備を充実したモデルでも300万円以下になるようだ。
ライバル2社のミドルサイズミニバンに真っ向勝負をかける新型セレナに期待したい。

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