灯火類がある場合は注意
ここで注意してもらいたいのが、エアロパーツにウインカーやフォグランプなどの灯火類が埋め込まれている場合は対象外とならないということ。
また、トヨタ86の前期モデルでも話題になったが、ウインカーレンズの下縁の位置が地面から350mm以上ないものは車検NGとなるため、ウインカー埋め込みタイプのエアロを装着するときは装着位置にも気を配りたいところだ。
左のスバルBRZはウインカーがヘッドライトに内蔵されていた。右はトヨタ86前期型。ウインカーがバンパーに装着されて、しかも低い位置だったため、少し車高を下げただけで保安基準適合できない。86後期型はヘッドライトにウインカーを内蔵。シャコタン対策したのか?
最低地上高の測定はマフラーやデフ、オイルパンなど
以上のことを踏まえると、大概のクルマで一番低くなるポイントはエンジンのオイルパン、デフケース、そしてマフラーの3点が主となる。 ここが9cm以下とならないようにクルマ作りをすることが、無用なトラブルを避ける近道といえるだろう。
(レポート:小鮒康一)
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