イメージ通りのサイドフォルムを実現できる
「ブラックパールコンプリート」の高い技術力
全身全霊、持っている技術を全て注いで本気で手掛けたのが、この『クロスボーン』。東京オートサロン2016で華々しくデビューを飾り、想像を超える話題と反響を集めている「ブラックパールコンプリート」のトヨタ200系クラウン専用ワイドボディキットである。
現在、「ブラックパールコンプリート」は『クロスボーン』のプロモーションムービーを製作中。
その中には、キットの取り付け方法など、普段は見られない裏側も撮影するという情報をキャッチ。
そんな貴重な機会を黙って見過ごすわけにはいかず、VIPスタイル編集部が特別な現場に立ち合わせて頂くことに成功した。
デザインフェンダー。今でこそ、すっかり認知されているが、そういった呼称がなかった時代から、ブラパルはワンオフで手掛けてきた。
既存のオーバーフェンダーとも違う、ブリスターとも違う、ビス留めフェンダーとも全然違う。
彼らが作り上げたそれは、躍動感に満ち溢れた超アグレッシブなカタチ。
今では当たり前となっているが、当時、こんな風に後付け感を残した造形は珍しく、賛否両論だったのは確か。だが、それは決して無骨な印象を生むものではなく、VIPらしい高性能感や高級感を底上げする造形として、早々に受け入れられた。
社外エアロを装着して暫くすると、誰もがサイドに不満を抱くようになる。前と後ろは一新したけど、横は純正とそう変わらない……。
『クロスボーン』なら確実に、サイドの物足りなさを劇的に解消することができる。しかも、それはあなたが今、頭の中で想像している以上に。
モノ足りない純正のサイドビュー
『クロスボーン』が見違える姿に変える
ビフォアとアフター。こんな機会じゃないと、なかなか純正フェンダーと比較する写真は撮れないのだが、結果は一目瞭然。じっくりと見比べると、何もなくのっぺりとした純正フェンダーが、恥ずかしい姿にさえ思えてくる。
これこそが「ブラックパールコンプリート」が手掛けたデザインフェンダーの凄みなのだ。
結局のところ『クロスボーン』に興味を抱く人は、ボディサイドのモノ足りなさを「フェンダー加工によってどうにかしよう」と考えている人たちである。
となると、次に比較したくなるのは、鉄板溶接などのオーバーフェンダーの場合とだろう。
「ブラックパールコンプリート」は人気メーカーであると同時に、ワンオフショップとしての顔も持つ。そこで、現実的な話を詳しく聞いてみた。
すると、従来のオーバーフェンダーは工期が長く、特にそこを気にする人がかなり多いと言う。作り方にもよるが、シンプルなモノでも、数ヶ月は大切な愛車を預ける必要がある。
従来のオーバーフェンダーの費用。これも形状やショップによって変わってくるが、最低でも60万円はかかる。『クロスボーン』風の凝ったカタチでやろうとすると、100万円以上コースだ。
しかも、そこまで手間暇かけた上で、”転ぶ”可能性だってある。ようやく完成したワンオフのオバフェンを見て、「何か違う……」っていうのも、実はよくある話だったりする。
一方、「ブラックパールコンプリート」の『クロスボーン』は200系クラウン専用キット。ゆえにその全てをクリアできる。
まずは取り付け。付属の型紙に合わせてフェンダーアーチを約3センチほど切り上げ、そこに両面テープでキットを貼り付ければ完成。慣れているショップなら1週間未満で納車できる。
次に費用。キット代は前後セットで買うと38万8800円。「ブラックパールコンプリート」の工賃は、塗装込みで30万円~。合計68万8800円~。鉄板溶接のオバフェンでも60万円はかかるわけで、そう思うと高いだろうか、安いだろうか。
そして、当たり前だが絶対に失敗はない。誰がどうやっても、ご覧のデモカーのようにカッコ良く仕上がる。
躍動的かつアグレッシブな造形を見て、思い込みで、装着の難易度を上げてしまっていた人も多いだろう。40万円に迫る価格だけを見て、直感的に、自分には手が届かない高級品だと思った人もいるだろう。
実は僕らも、それに近い考えだったが、今回の特別な取材でブラパルのデザインフェンダーのすべてを知ることができた。
フロント ワイドボディキット | ¥170,640 |
リア ワイドボディキット | ¥259,200 |
フロント&リア フルキット | ¥388,800 |
BLACK PEARL COMPLETE TEL079-222-8559 http://www.blackpearl-1.com
(レポート:VIPスタイル編集部)
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