ウインドウとタイヤ&ホイールがキレイだと
クルマがビシッと締まって見える!
靴がきれいにしている人は、全身が引き締まって見える。逆に、いくら着飾っても、靴が汚いとせっかくのオシャレも台無しだ。
じつはクルマにも、同じように引き締まって見えるポイントがある。それはウインドウとホイール&タイヤ。ここをキレイにするだけで、少々ボディにホコリが付いていても、クルマの立ち姿がビシッと見えるのだ。
ウインドウとホイール&タイヤ。ここは、まさに人における靴みたいなもので、いくらボディをきれいにしても、足もとであるタイヤとホイールが汚かったから全体の印象も薄ボンヤリとしてしまう。
逆にウインドウはツヤツヤと曇りなく輝き、タイヤは黒々と輝き、ホイールもダストの付着もなくピカピカだと、少々ボディが汚れていても見栄えはいい。
ウインドウは、濡らしたウエスを固くしぼり、汚れが付いた面は小まめに換えること。
汚れを伸ばしてしまったら意味がないからだ。水滴が残っているときは、乾いたウエスで拭き上げると効果は高い(油膜があるときは濡れた新聞紙で拭くと良い)。
黒い部分を黒くすると見栄えはグッとアップ!
タイヤのように黒々というのはボディ全体を引き締める効果は高くて、さらに細かいことをいえば、ルーフ両端の樹脂モール部分やホイールハウスの内側なども同様に黒くしておきたい。
また同様に最近のクルマでは使用が増えている、メッキを磨き上げるのも効果があるだろう。
【ポイント】
黒いところは黒く、光る部分は光らせる!
テクニックとしては難しくなくて、一般的なケミカル(タイヤクリーナーやつや出し剤)できれいにすればいい。
ただ、黒い部分のツヤの出しすぎには要注意だ。もちろん好みなのでダメというわけではないが、あまりギラギラとツヤを出すのは全体の雰囲気を壊してしまいかねない。
この点もまた人間と靴の関係と同じ。テカテカの靴だと、浮きまくるだけだ。
ギラギラとしたツヤを抑えるのは、ただスプレーして伸ばしたままにするのは厳禁。乾拭きで仕上げるのがコツとなる。ギラギラするのは、表面に残った余分な成分なので、これを取り除くだけで、自然な風合いになるわけだ。
ケミカル剤の中にはあえて艶を抑え気味にしているモノもある。
ただ漫然ときれいにするのではなく、ポイントを押さえたボディケアは大切。
そうすれば仕上がりがよくなるだけでなく、時間と手間の節約にもなるのだ。
(レポート:近藤暁史)
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