LEDの光源が見えないようにするのがポイント
間接光の妖艶さが派手すぎないドレスアップ術
「アンダーLED」は、基本的にクルマの下まわりを360度、LEDで光らせるものだ。
「スポコン」系のイメージが強い。確かに効果は絶大だが、ちょっと派手すぎる……と思う人も多いかもしれない。
そこで提案したいのが「グランドイルミネーション」というもの。簡単にいうと、アンダーLEDを「フロントだけ」にしたものだ。
「グランドイルミネーション」は、比較的簡単に装着できるし、ドレスアップのアクセントとして、派手すぎず地味すぎず、誰もがトライすることが可能。
しかも、最近は純正にも採用するクルマが登場している。
純正オプションでフロントスポイラー下だけを光らせるというものだ。純正採用されるくらいだから、今後ドレスアップするうえで、ひとつのトレンドに育つ可能性もある。
電源はスモールランプから取るだけとカンタンだが
作業も簡単。基本的にはフロント下にLEDテープを貼って、スモールランプから電源を取る……だけ。
だがLEDテープをどこに貼るかで、仕上がりの印象は変わってくるから注意が必要だ。
また、LEDテープに配線を付けるハンダ付けなどが苦手というなら「しまりす堂(http://www.shimarisudo.com)」に依頼するのもありだ。スポイラーの真下に貼ると、正面からLEDの光源が見えてしまうことがある。
これでは間接光で演出するというアンダーLEDの魅力が少し損なわれてしまう。あくまで地面だけを光らせる……というのが、このドレスアップを成功させるためのカギとなる。
スポイラーの裏側など光源が直接見えない場所を選ぶ
間接光にするには、スポイラーの裏側などに装着する。クルマの下に潜ってLEDテープを貼るという作業となるため、長い時間クルマの下に潜るとどこがセンターなのかわからなくなることがある。そこで、作業前にクルマのセンターに目印を付けておくといい。
あとはLEDテープの長さ。長ければいいというものでもない。
好みの問題でもあるが、真ん中が「ポワーン」と光る程度がさりげなくてオシャレに見える。純正オプションで用意されているものも中央付近だけ光るタイプだ。車種によっても異なるが日産デイズの場合なら60cm程度で十分だろう。
メンテナンス性を考慮しアンダーカバーには装着しない
クルマの「腹下」部分は、車種によってさまざまだ。「ここしかない!」とすぐ判別できるものから、貼ることのできる場所がない、なんてクルマもある。
貼る場所がないからといって、アンダーカバーに貼るのは避けたい。メンテナンスの障害となるからだ。メンテナンスのときに取り外すようなものにLEDを貼ることは避けよう。
そのうえでベターな位置を探る。さらに正面から見てもLEDの光源が見えないように、できるだけ注意してグランドイルミを装着しよう。
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