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【売れ筋ランキング】ドライブレコーダーで必要な機能とは

簡易型ドラレコは1万円台前後
主流は2万円前後の高性能タイプ

国内における販売台数が一気に急増する『ドライブレコーダー』は、カー用品の定番商品になっています。
今どきのドライブレコーダーは、万一の事故のときに絶大な安心感をもたらすだけでなく、エンターテイメント性も兼ね備えているのも販売台数を伸ばしている一因でしょう。
カー用品店「オートバックス」の売れ筋ランキングから、人気の『ドライブレコーダー』の特徴と選ぶときのツボを紹介しましょう。

かつては数万円という価格がネックとなっていましたが、近頃は標準的な録画機能を備えた簡易なモデルなら1万円前後で手に入れやすくなっています。
手頃なプライスになったことはもちろん、事故に巻き込まれたとき、さらには盗難やいたずらを抑制できるなど、まさに自己防衛に有効なアイテムであることが売れ行きに拍車をかけているわけです。

また、ドライブレコーダーのメリットが多くのメディアで報じられ、さらにYouTubeなどの動画投稿サイトでは衝撃的な事故、ドライブ中に起きたユニークな出来事を記録した映像が話題となっていることも、製品に対して関心が高まった要因のひとつといえます。

「オートバックスセブン(オートバックスの正式会社名)」が集計したデータによると、1万円から2万円台の製品が売れ筋となっています。
『ドライブレコーダー』はワンボディ型/セパレート型/ミラー一体型の3タイプのいずれかに分類されます。

人気モデルはコンパクトはワンボディタイプ

ランキングからも分かるように、多くのユーザーから選ばれているのはワンボディ型。
ドライブレコーダー本体にすべての機能が集約されているためシンプルで、取り付けが容易に行なえるというのが支持されている理由といえるでしょう。

ドライブレコーダー売れ筋トップ5

7月の順位 前月の順位 メーカー/製品名 実勢価格
1 1 パイオニア/ND-DVR10 ¥20,186
2 2 ケンウッド/DRV-610 ¥22,963
3 3 ケンウッド/KNA-DR350 ¥20,186
4 4 オウルテック/OWL-DR04-BK ¥11,852
5 10 コムテック ¥14,630

※オートバックス調べ

高性能化が進むドライブレコーダーで「パイオニア」の『ND-DVR10』は、ドライブレコーダーに必須の機能を網羅しながら、シンプルで扱いやすいというのが特徴です。
ドライブレコーダーは文字通りドライブ中の状況を記録することを目的とする製品ですから、まずは映像を細部まで鮮明に記録できる能力の良し悪しが重要。

『ND-DVR10』

と、ユーザーニーズはもちろん今どきの交通事情にもしっかりと対応しています。
これが人気の理由といえそうですね。

それから、どのタイミングで記録をスタートしているかというのもポイントです。
パイオニア『ND-DVR10』のようにエンジンをかけると自動で録画を開始。いちいちスイッチを入れる煩わしさがありません。
そして、いざというときの映像は別ファイルとして保存できる機能を備えていればベスト。ちなみに『ND-DVR10』は、衝撃を検知した前後各10秒間の映像をイベントファイルとして保存する「イベント録画機能」を搭載しています。

また、『ND-DVR10』の「駐車監視機能」のような、走行中の映像を記録する以外の機能にも注目してほしいところです。こうした機能は、当て逃げやいたずら、車上荒しといった駐車時の心配事がケアできます。


ただし、『ND-DVR10』の録画時間は、内蔵電池を使用するため約1時間。クルマ側の電源を使って常時監視するドライブレコーダーもありますが、バッテリーの電圧が低下すると自動的に録画は停止します。
つまり、1週間に1度くらいしかクルマに乗らないユーザーにはオススメできません。

ND-DVR10を筆頭にランキング上位モデルに共通しているのは、
【高画質な画像を広範囲に渡って映し、明暗の影響を補正し、LED信号の色を正しく記録できる】
という点です。
これがドライブレコーダーを選ぶうえでの基本となるでしょう。

最後に、映像を記録するSDカードは新しい映像が書き込まれると、古い映像は消去されます。
その書き込みがある一定回数を超えるとSDカードの寿命となります。
最低でも8GB、16GB以上にすると寿命が長くなります。
ドライブレコーダーを購入するときは、SDカードの記録容量も含めた価格で検討すると良いでしょう。

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