ホンダ新型『フリード』はクラストップの27.2km/Lの低燃費を実現！

コンパクトなボディ極限まで使い倒す
新型フリードのパッケージング

「ちょうどいい」のフレーズで、手軽なサイズながら優れたパッケージングで人気のコンパクトミニバン、『ホンダ・フリード』が8年振りにフルモデルチェンジ。

新型モデルの開発コンセプトは「いつでも、どこでも、だれでも7days Wonderful Mobility」。
ミニバンなのにコンパクト、コンパクトだけどミニバン、という相反する要素に、使い勝手やパッケージを極限まで凝縮するとの思いで開発された。

フリードスパイクは『フリードプラス』に改名

先代モデルでは2列シート仕様のユーティリティモデルとして『フリードスパイク』が設定されていたが、新型モデルからは『フリード+（プラス）』の名で販売される。

先代モデルではデザインは大きく差別化されていたが、新型ではフリードと同様のデザイン。異なるのはテールゲートの下端部分とエンブレムといった具合だ。

全長を50mm延長して室内のパッケージングが進化

パッケージは全長が50mm長くなり全高が5mm低くされたが、『フリード』の室内パッケージはさらに進化。その最大の要因が、1-3列目シートのヒップポイント間距離が90mm拡大されたこと、そして先代比でプラス120mmとなる2列目シートのロングスライド化（360mm）だ。
全列シートでの快適性が向上したほか、シートアレンジ力も増した。

ステップ地上高は15mm低くなった390mm、スライドドアの開口部は20mm拡大され665mmとなるなど実用性も進化している。
また、新たに採用されたイージーオープンドアハンドルは、軽くドアノブを引くだけで開閉できる優れものだ。

『フリードプラス」は車中泊も可能とする
ユーティリティボードを装着

『フリードプラス』は『フリード』同様のパッケージで2列シート仕様とし、ラゲッジの使い勝手を追求。ユーティリティボードと呼ばれる上下分割して使えるボードで多彩な使い方を可能とし、耐荷重は200kgとなり車中泊もOK！　

ラゲッジの開口地上高はなんと185mmも低くなった335mmで、荷物の積み降ろしがラクになっただけでなく、荷室容量も格段にアップ。
また、この低床を生かした車いす仕様もラインアップされ、どんなユーザーにもフレンドリーな仕上がりとなっている。

ハイブリッドは27.2km/Lを達成！
コンパクトミニバン初のハイブリッドに4WDを設定

エンジンは1.5リットル直4ガソリンと、1.5リットル直4ハイブリッドの2タイプが設定される。
ハイブリッドは従来のIMAから、フィットなどにも採用されるスポーツハイブリッドi-DCDとなった。
燃費はハイブリッドが最高27.2km/L、ガソリンは最高で19.0km/Lを達成し、優れた環境性能をもつ。

また、コンパクトミニバンとしては初となるハイブリッドに4WDがラインアップされたのもトピック。
パッケージングへの影響もわずかに留められており、フリードのもつ魅力は変わることはない。

安全性能については、タイプ別に安全運転支援システムのホンダセンシングを設定。衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、車線維持支援システムなどひととおりの機能が揃っている。

フリード画像ギャラリー

遊び心を満足させる数々のアイテム
「ホンダアクセス」純正アクセサリー

このほか、純正アクセサリーを手がける「ホンダアクセス」から多彩なアイテムが設定されるのも魅力。

なかでもフリードプラス用のアクセサリーとして、車中泊に最適なラゲッジクッションマットやハンモックテーブル、ルーフラックなど便利アイテムがズラリ揃う。