「エンジンを乗せ換えて でも乗り続けたい宝物」。
ブリスターフェンダーを作って欲しい。そう古川サンに言われた時、ゴマガレージの小澤サンは本当に嬉しかったというが、プレッシャーはなかったのだろうか。
「経験豊富なショップの方を、満足させるものを作らないといけない。逆にやり甲斐を感じましたね」と小澤サン。
KCスタイルの古川サンは何回も静岡県のゴマガレージに足を運び、実車を前に小澤サンと話し合いながらアーチの上げ幅やラインを煮詰めた。
結果的に良い意味でどちらのショップっぽくない、新たなカタチが生まれたことは大きな収穫だった。
そしてフェンダー以外はKCスタイル古川サンが手腕を発揮。
得意のニコイチで獰猛な雰囲気を与え、200系クラウンオーナー時代に買って持っていたパーツもフル活用。そしてボディはブラッシュド調フィルムでラッピング。まさに三位一体の力で生まれ変わった姿を見て、オーナーも大感激。
「このクラウンと嫁サンのフーガは大事な宝物。もしエンジンが壊れても、載せ換えてずっと乗り続けたいです」と中村サンは語る。
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