前後ルームランプからバニティランプまで
トータルLED化で色合いを統一する
車内のルームランプのLED化は、明るくなると同時にクールな色調の光が、まるで新車のようなイメージに変身させる。さらにバニティランプも加えれた全LED化をすれば完璧だ。
ルームランプはT10型とT10×31型の2種類の電球にほぼ集約されつつある。
だが、一部のトヨタ車では少し細いT8×28(29)が使われている。
この場合は、IPFのT10×31であれば互換性を持たせてあるので流用可能だが、一般的にはT10×31だとキツくて入らないケースもあるので注意。
バニティランプはT6.3×30の採用例が減り、T10型が増えている。しかし、横向きが多いので、拡散性重視のLEDを入れるのがポイントだ。
フロントルームランプ
これを使用!
IPF製【XP-63】
乳白色の拡散型レンズを付けたT10LEDバルブ。通常の直線的な光を出すタイプと異なり室内灯に最適。
1:撮影車はトヨタ・プリウス。フロントルームライトのレンズ自体はシーソー式スイッチになってマップランプと兼用となっている。センター付近が軸になっているので割らないように写真の方向から外す。
2:レンズの外し方は車種によるが、内部の電球はT10であることが多い。手で引っ張って抜いて、LEDバルブを差し込み直す。
3:ルームランプのスイッチをオンにしてみて、(シーソー式ならボタンがある)、点灯確認を行う。光らなかったら逆向きに差し込み直す。
リアルームランプ
これを使用!
IPF製【XR-21】
ルームランプの定番舟形球と交換するLEDバルブ(T10×31/T8×28・29共用)。光源に向きがあり、下方向に向けて照射できる作りに。
1:リアのルームランプ交換。まずはレンズカバーを外す。よく見ると凹みのある箇所があるので、そこに内張りはがしをかける。
2:写真のようなT10×31の舟形球の場合は、両サイドから止め金で挟むように固定されているので、止め金を広げながら抜き取る。
3:IPF製【XR-21】はルームランプ専用で光源に向きがある。光源側にはよく見るとIPFロゴが入っているので、それを下方向に向ける。
バニティランプ
コレを使用!
IPF製【XR-22】
T10型の電球が横向きにささっているときは、側面照射型の新型T10型がよい。光源を下に向けて付ける。
1:天井のレンズカバーを外すが、ツメが片側からかかっているケースが多いので、まずは少しだけ浮かせてツメのかかり方を見る。
2:写真のような感じで片側方向から外れるパターンが多い。こういう作りだと逆方向からは浮かない。T10の電球は引っ張れば抜ける。
3:純正電球を引っ張って抜いて、差し替える。ここではIPF製XR-22を投入。側面照射型なので、光源をレンズ面に向ける。
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