COOL or HOTなスペシャル・クラウンで
「み〜んなの視線をいただき〜まゆゆ〜」
「トヨタ」が、これまでにない表現方法でクラウンの世界観を表現したTV CM。
この映像を見て「なぜに舞妓さん?」。「この人は誰?」と思われた人は多いことだろう。
じつは、この舞妓さんを演ずるのは「まゆゆ」ことAKB48の渡辺麻友なのだ。
「伝統と革新、こだわりと多様性が、いつも隣り合わせ。そんなニッポンを表現したい、という思いで、今回のCMの舞台や出演者を決めていきました」というのがトヨタの狙い。
確かに伝統的な要素と、先進・テクノロジーを感じる要素がバランスよく対比のように見える映像表現は、文字通り「COOL or HOT」を印象づけている。
TVCMに出演している、さまざまなキャラクターのなかに舞妓さんがいることに気づいた人はいるだろうか。
ほんの一瞬にもかかわらず、そこに目が行ったアナタ。
彼女の超絶キュートなキャッチフレーズどおり、まんまとハマりましたね。
この舞妓さん、すでにトヨタのHP(http://toyota.jp/crownathlete/cp/coolorhot/)でも種明かしされているが「まゆゆ」ことAKB48(チームB)の渡辺麻友である。
トヨタの特設HPでは「WHO IS SHE?」と題して舞妓さんの正体を当てるキャンペーンが実施されていた。
一般の方々にとっては「誰なの?」と楽しめただろうが、AKB界隈ではヒントを最後まで見るまでもないっす。
22歳の正統派アイドルで、トヨタが起用。活動拠点のKYT(京都ってことか)というのも気になるが、最後に舞妓さんが心のプラカードの振りをしているところで正解を確信するといった次第。
じつに簡単でした。豪華賞品は当たりませんでしたけど……。
「舞妓さんをやるなら、ゆいゆい(小栗有以ちゃん・AKB48/チーム8)のほうが似合うよ〜」と、ついつい漏れてしまったヲタクの心の声はさておき、なぜ? まゆゆが舞妓さんに扮しているのか。
その理由は、「今のニッポン文化の象徴でもあるアイドルとして日頃ご活躍される渡辺さんに、舞妓さんになって頂くことで現代と伝統をともに表現していただきました」とのこと。
つまり選抜総選挙で17万5613票を獲得し、しかも第1回から8年連続で神7入りという偉業を達成。
AKB48はもとより、アイドル界における絶対的な存在であるまゆゆは、クラウンというトヨタを象徴するクルマに相応しいというわけです。
先頃行われた「CROWN JAPAN FESTA」では、まゆゆが舞妓さん姿で登場。そのクオリティは豊川悦司さんが推しメン宣言するほど。
特別仕様車「J-FRONTIER」で脱オヤジセダンを推進
『まゆゆ』が舞妓さんにメイクする動画も公開!
まゆゆの起用によって、クラウンはかつての“オヤジセダン”的なイメージを見事に払拭。
そんなクラウンにトヨタ店創立70周年を記念した特別仕様車『アスリートS-T“J-FRONTIER”』がラインナップされたのもニュースとして取り上げねばなるまい。
この“J-FRONTIER”は、アスリート(S-T/S/S Four)をベースにレイヤーウッドステアリングやウルトラスエード×本革シート表皮を特別装備。純国産車としての質や細部の繊細な作り込みを堪能できる。
「もぎちゃん(茂木忍ちゃん・AKB48/チームK)もありだよね〜」と、我慢できずに出てしまったヲタクの心の叫びは次回トヨタ・クラウンCMの検討材料にしていただくとして、王道を歩んできたセダンに王道アイドルの組み合わせ。しかも、標準仕様はもちろん、特別仕様車である『J-FRONTIER』に乗れば「み〜んなの視線をいただき〜♪」となるのことうけあいです。
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