タイトな室内空間を巧みに使った
至高のオーディオカー
10月2日に宮城県仙台市のベイエリア「夢メッセみやぎ」にて開催された『クロスファイブ』には、さまざまなドレスアップカーが展示されている。
もちろん、本場アメリカを感じさせるアメ車のドレスアップカーや国産車のUSDMなどが中心となるが、日本を代表するスポーツカーの一台マツダRX-7も登場。迫力のオーディオシステムを搭載してた。
山形のプロショップ『パワーサウンドM』が手がけたRX-7。
戦闘機のコクピットを思わせる機能的かつタイトな室内空間に、これぞプロの技といったアイディアを駆使してオーディオをインストールする。
当時としては珍しかったAT車をベースにしながら、カーボン製フルバケットシートや、ダッシュボードへのメーター埋め込みなど、ピュアスポーツとしての素性もシッカリ主張するのはさすが。
エクステリアはオールペンと小ぶりなエアロを装着した程度。リヤハッチやドアを開けなければ、普通のチューニングカーと勘違いするほどシンプルだ。リヤスポレスも特徴か。
インテリアは赤と黒の2色を使い分ける。
ヘッドユニットやモニターはあくまでノーマル風にインストールしており、スポーツカーらしい硬派な雰囲気を色濃く残す。助手席前に埋め込まれた4連追加メーターもスパルタンだ。
圧巻のオーディオインストール術! ユニットはMTXを中心に構成され、リヤラゲッジ/リヤシート/ドアの各部に渡り、“聴く”だけじゃなく“見せる”にも妥協はみられない。
走り屋テイストを残した部分も多数。前置きインタークーラーは性能アップはもちろん、見た目のカッコよさもメリットだ。ホイールもスポーティなOZレーシングの5スポーク。
(レポート&撮影:佐藤 圭)
【関連記事】