車高調整式サスの限界に挑むクルマと
エアサスによる極限シャコタン
10月9日大阪市舞洲スポーツアイランドで開催されたドレスアップカーの祭典「スーパーカーニバル2016」。
会場内は280台を超えるユーザーエントリーカーのほか、約90社のブースに展示されるデモカーによって、どこから見たら良いのかわからないほどの賑わいだった。
そのように展示されていたユーザーカーの中から、着地してしまうほど低い車高のクルマを10台ピックアップした。
「ワゴニスト」の人気企画『街のワゴニスト』に登場したユーザーカー3台。誌面を飾るだけあって、その完成度の高さは秀逸。一番左のオデッセイは、2月に開催された大阪オートメッセ2016でも展示されたクルマだ。その当時からフロントまわりやボディカラーを一新して登場。車高調整サスでこの低さを実現。
右のオデッセイは、エアサスを装着して着地状態。その状態でフロント/サイドの高さがピッタリと合っている。これは計算しているのだろうか?
エアサスを装着することで、実用性とスタンス・フォルムを両立できる。
しかし、イベントなどでどこまで車高を下げられるかには、精密なセッティングが必要。
大径ホイールでは落としきれないと20インチをチョイスするのも、その手段の一つだという。
当然、このスタイルではインナーフェンダーとタイヤは干渉している。その際、フェンダー内の突起物を廃するなど、ただ下げるだけはない。
車高調整式サスでも、ここまで下げられるというのがこの2台。
しかも、積載車で持って来たのではなく自走での参加だから驚きだ。
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