20世紀を代表するスーパーカーを中心に
文化遺産級のクルマを一挙展示！
世界文化遺産に指定されている京都府・元離宮二条城で10月28日から12月11日まで「ARTISTIC CARS AT WORLD HERITAGE」と銘打って世界的名車の展覧会が開催されている。
展示車両は、1970〜2000年代までのスポーツカーをメインにした輸入車（27車種28台）とバイク（4台）。いずれもオリジナルコンディション。まさに世界遺産級の希少車なのだ。
「ARTISTIC CARS AT WORLD HERITAGE」の展示会場となっているは、世界文化遺産・元離宮二条城の『二の丸御殿中庭』『台所前庭』『台所』。通常は一般公開されていないエリアとなっている。
このイベントを企画した木村英智氏は、
「世界ではクルマもひとつのアートであり文化遺産として認知されています。そのようなクルマを展示するコンクールは、有名なゴルフ場とか文化遺産で開催されています。それほどの格式あるイベントとして認知されているのです。そのような文化を日本でも広めたいと思っていました。京都市などの協力もあってこのイベントを開催することができました」と開会式でスピーチ。
10月28日正午より行われた開会式には、門川大作京都市長（右）、アートアクアリウムアーティスト木村英智氏（中）、奈良修・朝日放送局長（左）によってテープカットが行われた。
400年以上の歴史をもつ日本の建造物と20世紀後半から21世紀に作られた名車が織りなす空気感。これは今まで味わったことがない感覚だ。
オリジナル状態を保っているクルマだけが集められ、しかもそれぞれが大切に保管されていることを物語るベストコンディションな個体ばかりだ。
中には、新車当時の標準仕様と同銘柄のタイヤを装着しているクルマもあった。
展示車両の中には、ルノー5（サンク）ターボなどのエボリューションモデルが含まれている。
ルノー5（サンク）ターボは、FFモデルのサンクのリヤシートのスペースにエンジンを搭載してリヤミッドシップレイアウトにしてしまった過激なクルマ。
大きく張り出したフェンダーやサイドダクトなどは、新鮮でもあり今でも斬新なデザインだ。
展示スーパーカー＆バイク・ギャラリー
ランボルギーニ・カウンタック アニバーサリー（1990年）
フェラーリ512BB（1980年）
マセラティ・ギブリカップ（1997年）
ランチア・ラリー037（1983年）
スパイカーC8ラビオレット（2001年）
フェラーリ328GTS（1989年）
アルファロメオ・ジュリエッタスパイダー（1961年）
ランボルギーニ・ジャルパ（1985年）
フェラーリ・モンディアルTカブリオレ（1991年）
フェラーリF355ベルリネッタ（1997年）
フェラーリ・モンディアルT（1994年）
オーテック・ザガート ステルビオ（1990年）
マセラティ・シャマル（1994年）
アルファロメオES30SZ（1990年）/ES30RZ（1992年）
ルノー・サンクターボ1（1980年）
シトロエンDSサファリ（1971年）
フェラーリ348GTS（1994年）ルノー・サンクターボ1（1982年） 
フェラーリ360スパイダー（2002年）
ルノー・アルピーヌA310V6GT（1985年）
ランチア・ハイエナザガート（1992年）
アストンマーチン・ラゴンダIV（1989年）
フィアット131アバルトラリー（1977年）
ビモータ・テージ1D（1991年）
ビモータ・テージ2D
ビモータ・テージ1D フォルゴーレ・ビアンカ（1991年）
ビモータ・テージ3D（2015年）
【イベント概要】
会 場：京都府・元離宮二条城（京都府中京区二条通堀川西入二条城町）
開催期間：2016年10月28日〜12月11日9:00〜17:00
入場料：一般600円 中学生・高校生350円 小学生200円 小学生未満無料
http://www.artistic-cars.com/
【関連記事】
BBSが2ピースホイール『LM』に2色の期間限定カラーを発売！