クルマ好きに垣根ナシ!楽しければOK
サーキット主催の異色イベントだ
スーパーGTなどの舞台として有名な宮城県のスポーツランドSUGO。
普段はモータースポーツのファンで賑わう場所だが、年に2回のビッグイベント「SAM」はオールジャンルのクルマ好きが大集合する!
レーシングコースでは手に汗を握るレースやタイムアタック、パドックではドレコンという垣根を越えた祭典なのだ。今年2回目となるこのイベントが11月3日に開催された。
「SAM」とは『SUGOオールジャンルミーティング』の略称。
サーキット自らが走り系イベントを主催するのは珍しくないが、ドレスアップコンテストとなると話しは違う。「クルマ好きという共通点はみんな一緒、異ジャンルを見ればお互い刺激にもなる!」とのコンセプトでスタートした。
例年は春と秋に開催されており、ココに向けて愛車を仕上げてくる人も多いほど。中心となるコンテンツはドレコンと模擬レースだ。
ワゴンやミニバン限定のレースがあるのは、おそらく日本全国でココだけ? レースが始まればコースサイドや観客席は大勢のギャラリーで埋まり、ドレコン会場では逆にレース参加者がドレスアップカーに投票する、なんて交流ももはや日常の風景となった。
まさに、スタイルは異なれど「クルマが好き」という気持ちには垣根がないことを証明している。
スーパーカーやヒストリックカー、そしてドレスアップカーによるパレードランも行われた。
全域で先導車が付いて追い越し禁止とはいえ、国際サーキットをヘルメットなしで走れるのは貴重なチャンス。定員までなら同乗も可能!
パドックには有名メーカーや地元プロショップがブースも並ぶ。
写真はSUGOのお隣になる名取市で店舗を構える『Kレーシング』のみなさん。得意とする軽自動車のレースカーや、オリジナルのグッズなどを展示していた。
特設ステージではジャンケン大会やソーダ一気飲みなどのアトラクションを開催。
コースとパドックにそれぞれ専門のアナウンサーがおり、会場を盛り上げてくれるのもSAMの魅力だ。
(レポート&撮影:佐藤 圭)
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