オールペイントやボディカスタム
とにかく手法がド派手なアメ車群
11月3日、静岡県・富士スピードウエイで開催された「スーパーアメリカンフェスティバル2016」。当日は、様々なスタイルのアメ車が集結したが、中でも一際目をひいていたのが、アメリカンなペイントを施したクルマたちだ。
キャンギャル? ぱっと見そう思うほどのセクシー衣装でポーズを決めているのは、この1995年式シボレー・タホのオーナー、ヤヨイさんだ。
神奈川のショップ「スリーアロー」のお客さんながら、カーショーでは同店のイベントモデルも務めるのがヤヨイさん。愛車のタホは、ボンネットやフロントのフェンダー、ドアなどにフレイムス(炎のグラフィック,以下同じ)をペイント。
ホイールにはクルーガー製スーパースポーツ15インチを履き、足まわりはフロント4インチ、リヤ5インチのローダウンも敢行。買い物など、普段の足にも使いやすい車高を手に入れている。なかなかお似合い!
外装がピカピカの1961年式シボレー・コルベットC1(初代モデル)。このボディにはキャンディレッドアップルというカラーが施されている。
通常のキャンディカラーには、ベース色にシルバーを使うが、この色のベース色はゴールド。左右のフェンダーやドア部分だけそれを残し、他の部分に上からキャンディレッドを塗装しているのだ。
光の当たる具合で、濃いワインレッドや明るいメタリック調の赤になり、ビンテージカーのC1に、まるで新車のような輝きを与えている。
ほかにも、ペイント系の注目車は目白押し。
この1981年式シボレー・コルベットC3には、オレンジのベース色にシルバーフレークのフレイムス、キャンディの縁取りなどが施されている。
ピンクのベースカラーに、ホワイト系のラインなどがセンス良くペイントされた1960年式キャデラック・ロードスターも注目の的だった。
ドア上げカスタムのハマー6車
ボディカラーだけでなく、ボディカスタムでさらに目立ち度をアップさせたクルマも数多く参加していたこのイベント。特に、ドアを上方に上げる通称「ガルウイング・ドア」を施したハマーH2は、巨大な車体にさらなる存在感を与えている。
特に、このキャンディレッドのハマーH2は、フロントドア2枚を斜め上方に(シザーズドアともいう)、リヤドア2枚は垂直に上げる(ベンツガルともいう)。
前後ドアの上げ方を変えているのが面白い。また、ボンネットもチルトアップするなどで、インパクトは強烈だ。
ガルウイング・ハマーのフォーメーションはまさに圧巻!
(レポート&撮影:平塚直樹)
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