VIPセダンらしい迫力フォルム
フェンダーワークに技あり!!
11月20日に大阪府のりんくう公園予定地で開催された「ブラックパール杯」。
オールジャンル・ドレスアップコンテストということもあり、Kカーからセダン、ミニバンまでじつに多彩な車種のエントリーがあった。その数、じつに200台。
エントリーしていたセダンの中でも、ガッツリと濃い口ともいえる上級なドレスアップした5台をピックアップ。
会場内でもひときわ目を惹くフォルムを実現するブラックパールコンプリートのエアロを纏うトヨタ200系クラウン。スピンドルグルリをイメージさせるバンパーは、大きなサイドダクトを備えるなど迫力のマスク。
軽く見積もっても前後ともに出幅は50mm以上。フロントからサイドに流れるプレスラインが、サイド、リヤへと流れるような線を描いている。
リヤドアにもパネルが追加され、リヤのオーバーフェンダーへとの連続性を実現する。
前後フェンダーは加工されて大径ホイールをセットできるようにしている。
オレンジの内装は、シックなボディカラーとのコントラストがいい感じ。
ボンネットダクトやトランクリッドの立体的なスポイラー、リヤフェンダーの出幅に合わせたリヤドアなど、随所にこだわりが見られる。
ホイールはワークのVSで、フロントが10J×18INSET+10(タイヤは215/35R18)、リヤは12J×18INSET-34(タイヤは265/35R18)と驚愕のサイズを装着する。
リヤフェンダーからトランクに流れるプレスラインなど、スポーティ感溢れる一台。
JOBデザインのフルエアロで統一感のあるフォルムをしているのはトヨタ30系セルシオ。
前後フェンダーのダクト加工やワイド化などVIPセダンらしい出で立ちだ。
ホイールサイズは、フロント9.5J×18(タイヤ215/35R18)、リヤ10.5J×18(タイヤ245/35R18)。326パワーのロングナットを装着する。
また、ルーフはマジョーラに塗り替えられ。光の角度によってゴールドにも輝く。
ヘッドライトにLEDを埋め込み、ダクト付きボンネット、フェンダー加工とスパルタンな200系クラウン。
しかし、内装までホワイトに統一され、クリーンなイメージだ。
ホイールはワークのエクィップ。フロントタイヤは245/30R20、リヤは275/30R20を装着する。さらにブレーキ強化も施され、ブレンボ製キャリパーに2ピースドリルド大径ローターが投入されている。
さらに驚かされるのがトランクのオーディオ。グランドゼロで統一され、サブウーファーを中心に大径ミッドレンジとホーントゥイーターを配する。フロア面には4枚のパワーアンプをインストールする。
そのフォルムとカラーリングで注目を浴びていたのがレクサス19系GS。スピンドルグリルが与えられ、ヘッドライト周りにはスワロフスキーを配している。
インテリアはホワイトで統一されている。そして、オーディオ系はパイオニア・カロッツェリアに統一。しかもヘッドはDEH-P01とハイエンド機でドライブ。トランクリッドの外向きもハイエンドスピーカーのTS-Zシリーズとハイファイ系機器でまとめられている。トランクのフロアにはエアサスタンク、その奥にオーディオのプロセッサーが配されている。
【関連記事】